|
2009年12月16日 ロングライフ・コンセプト。
日本の成長は「新品至上主義」で支えられてきたと言えるだろう。
新品の連打とその消耗的消費である。 言ってみればショートライフ・コンセプトだ。 このような流れにはっきりと一線を画し、 「デザイン事務所が考えたリサイクルストア」を立ち上げたのが ナガオカケンメイ氏だ。 ビジネスというよりもデザイン運動という位置づけで、 中古品に対する独特の哲学で活動を続けている。 エリアの生産物や活動にも、 このロングライフ・コンセプトという視点からデザイン活動を行っている。 デザインとは、紙の上の表層的な処理ではなく、
社会全体を包み込んだ考え方のムーブメントだ。 ナガオカケンメイ氏の活動は、まさに時代の転換期をリードしている。
下の写真は、『D design travel』というナガオカ氏が発行する雑誌の 1頁に書き込まれた私へのメッセージである。
|