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2011年11月21日 「大学」の意味。
単なる学歴の最終段階だった「大学」の 本来持つ意味と意義とはなんだろうか。 それは知の精査、生産を果たし、 社会に対し未来哲学的思考、思想を迫っていく 知の整理学研究の場ではないだろうか。 大学が自ら出版機能を持つのは、 その意味から当然であり、要は何を社会に対して問いかけるかである。 重要なことは社会を未来の渦の中に巻き込む、 メッセージ、課題、成果の発信だ。 私は大学に必須なものは出版機能とライブラリー機能だと思っているが、 そのいずれもが知の集積の場である。 知性、文化が世界を回す基本的なエンジンになる21世紀、 大学の持つ意味はさらに大きい。 |