谷口正和のブログ　発想の画帖（ハッソウノガチョウ）

2012年4月 4日

被災地に学生の力を。

東海大学教授で、私も理事でもある日本デザインコンサルタント協会の理事

として活躍する私の友人の杉本洋文氏が、

同大学の学生をメインとして構成されている

東海大学チャレンジセンターの活動である

「3.11生活復興プロジェクト」を立ち上げ、

積極的な支援活動を行っている。

本書『被災地とともに歩む～3.11生活復興支援プロジェクト』

（東海大学出版会）は、その記録である。

未来を構想するのは若者たちであり、

特に学生は研究する立場でもあり、重要な役割だ。

自らの頭と肉体で覚えたことは、

机上の学習を超えて、血肉と化すだろう。

被災地にますます学生の力を。

そのひとつのモデルケースがここにある。