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2013年1月29日 パラダイムシフター。
『喜多俊之デザインの探検1969ー僕がイタリアに行った理由』(文芸社)である。 喜多氏はグローバル視点のプロダクトデザインにおける日本の第一人者の一人である。 デザインにおけるライフスタイル概念への先駆者でもあった。 本書は氏のデザイン人生を語る自伝的な本だが、 そこには戦後日本のデザイン界の変遷も重なっている。 パラダイムがシフトするとき、そこには必ず変革者としてリードする パラダイムシフターがいるというが、喜多氏もその一人だろう。 |