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2014年7月25日 産土(うぶすな)がつくりだすデザイン
先日、紀伊半島の南紀白浜から熊野古道を抜けて、洞川温泉を訪ねました。
世界遺産に登録されたこともあり、観光客への配慮も整い優れた環境がありました。
つい干支が描かれた絵馬をお土産として手に取っていました。 やはりこのデザインは、洗練されたものが感じられます。
世界から観光客が訪れるであろう2020年を見据えて、産土文化(生まれた土地の守護神という意味)に対するデザインを積極的に提案する必要があると痛感しました
その中でも、修験道の山伏のように参道を歩く者に向けたユニークなフォルムをしたスーベニールと出会いました。
湧水地でもあるため、産土として体現されています。 また飾りにおわらず、使用価値があることは基本です。
土着のものから見いだされたデザインには、やはりウェルカムプログラムを垣間見ることができました。 |