2016年6月14日
タベル+プラス
大前健一さんの主宰しているベンチャースクールにアタッカービジネススクールと言うプログラムがある。
ABSという略称で、毎回ベンチャーへの志を持った人が10名弱集まり、集中講義を行う。時代と寄り添いそれをチャンスにせよというプログラムを私もお手伝いしている。
そこの生徒である佐藤久美子さんが、「タベル+プラス」と言う事業を立ち上げた。
食と農を繋ぐ場の創造ということで、生産者と料理人、本来一体になって進んでいかなければならないその構造を媒介する。
畑にも明快な思想を持ったプロセスが問われているし、料理人にも単なる技術者ではなく自らが顧客に対してプレゼンテーションを行い、顧客と一緒に料理文化を育むという想いが問われている。
先般わざわざ名古屋から佐藤さんにご訪問頂き、夏からスタートを切るというご報告を受けた。
食文化はこれから生活文化におけるライフツーリズムの要であり、一人ひとりのファーマーズスピリットが問われる。
一人ひとりの足元にチャンスがある生活料理人という共感の広がりを引き受けるこのプログラムを応援したい。