2016年11月 8日
食の金メダルを目指して
三國清三さんは北海道増毛から上京し、18歳から2年間東京の帝国ホテルで働き、それが認められて駐スイス日本大使館料理長に任命された。
30歳で帰国し四ツ谷にオテル・ドゥ・ミクニをオープンさせ、食文化や食そのものを人生とイコールにしてきた。
この度、フランス レジオン・ドヌール勲章シュバリエの受賞パーティにご招待いただいたので私も駆けつけた。
プレゼントいただいた『食の金メダルを目指して(日本経済新聞社 税別850円)』は2020年に向けて食への未来構想を描いたおもてなしブックであり、彼の魅力がよく記されている。
子供の食育や江戸野菜の復活に取り組み、日仏を超えて食文化の架け橋を引き受けてきた魅力的な生き方にエールを送る。