2017年7月21日
新書『構想の庭』発刊によせて 谷口正和
この度、『構想の庭』の創刊号並びに第二号を取りまとめた新書版『構想の庭』を発刊いたしました。
「1000年の視座から次なる日本、アジア、そして地球社会への思考のヒントを提言すること」を狙いに12人のオピニオンから頂いたメッセージから、どのような未来が見えてくるのでしょうか。
自らの存在を超え、新たな価値と連帯していく潮流は、相対化された価値軸ではなく、往来しながら複合する価値に加えて、先行的な価値軸を作り出し、新たな気づきの連鎖をもたらします。
未来を照らす言葉の片鱗から、次なる生き方が皆様にわずかながらでも視点・視座を届けることができたとすれば、『構想の庭』が、果たすべき役割を少しは担えたのではないかと思っています。
本日から、登場いただいたオピニオンの方々のメッセージを掲載していきます。お一人お一人の言葉から「構想する未来」を感じていただければ幸いです。
谷口正和(たにぐちまさかず)
京都出身のマーケティング・コンサルタント。株式会社ジャパンライフデザインシステムズ代表取締役社長、立命館大学大学院経営管理研究科教授(2003年4月〜2013年3月)。京都学芸大学(現:京都教育大学)付属小・中学校、京都府立鴨沂高等学校、武蔵野美術大学造形学部産業デザイン学科を卒業。1981年7月 株式会社ジャパンライフデザインシステムズを設立し様々な企業のマーケティング、経営コンサルを行っている。またマーケット情報分析誌『IMAGINAS(イマジナス)』の発行。商業、観光、産業の経営を学ぶ「文化経済研究会」を主宰。著書に、『文化と芸術の経済学』(ライフデザインブックス)など多数。