2017年11月30日
江美研寺子屋-江戸の町歩き―
今日、11月30日は「三の酉」である。
三の酉まである年は火事が多いとの俗説がある。
これには諸説あるが、江戸の昔、浅草・鳳神社の酉の市の日は、
近所の吉原遊郭が集客を狙って開門したため、
男性が吉原に寄らないように、
留守をあずかる女性が作った俗信だともいわれている。
それだけ酉の市の日は地域全体が盛り上がったのである。
江戸時代の町の賑わい作りも、地域共創の参考となるだろう。
当社の新しい縁起熊手は、11月18日(土)の「二の酉」の日に江戸美学研究会の「江美研寺子屋-江戸の町歩き―」にて、鳳神社の酉の市を訪れ、会社の弥栄を手締めで祈ってもらったものだ。
酉の市には、江戸っ子の「粋」と商売繁盛を願う心が脈々と受け継がれている。