『幸福の風景』
著者 谷口正和
幸福社会のマーケティング・リポート
世界ではモノからココロの時代と言われ続け、ようやく国連が幸福度調査を開始するなど幸福に関する注目度が上がってきている中、成熟社会を迎えた日本における幸福とはいったいなんなのか。
本書ではこの茫洋とした問いかけにメスを入れるべく、谷口正和が提示する幸福が描かれている。
この問いに対する答えの先にこそ、これからの日本社会が歩むべき道筋が待っている。
マーケットを牽引する女性たち。しかしながら、女性の
社会進出は1985年の男女雇用機会均等法の成立から
30 年を迎えようとしているにも関わらず、いまだに男
性的な社会構造が漫然とはびこる日本。女性は第六感
を研ぎ澄まし、間隙を縫いながら社会に痕跡を残して
きた。そして、ようやく今、女性の働き方と生き方の変
革の時期に差し掛かろうとしている。マーケットを構
築してきた女性たちが選び出す新たな社会とは何か。
都市で働く女性1000名の声から抽出した新しい未来価
値を掴み取るマーケッター必読の一冊。
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