『文化と芸術の経済学』
著者 谷口正和
特徴が文化となり、文化が芸術となる。
個性の時代の対話力。
多くのビジネスパーソンがマーケティングや戦略、メソッドを求め、多くのビジネス書がそれに応えようとしてきた。
本書では、方法論や合理性を超えた個人の情熱こそが、21世紀の経営における要であるということを指摘する。
あなたの純粋な「好き」、好奇心、興味を継続し育成することが経営であり、自らの人生を捧げるに値するテーマを探すことがクリエイティビティの足場。
情報社会において他者から抜きん出るために問われるのは生き方そのものを武器とした個性の研磨。
それが文化と芸術を作り、やがては経済を動かしていく。
社会進出は1985年の男女雇用機会均等法の成立から
30 年を迎えようとしているにも関わらず、いまだに男
性的な社会構造が漫然とはびこる日本。女性は第六感
を研ぎ澄まし、間隙を縫いながら社会に痕跡を残して
きた。そして、ようやく今、女性の働き方と生き方の変
革の時期に差し掛かろうとしている。マーケットを構
築してきた女性たちが選び出す新たな社会とは何か。
都市で働く女性1000名の声から抽出した新しい未来価
値を掴み取るマーケッター必読の一冊。
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