『一日一減 サラリーマンのための手帳型
スローダイエットカレンダー』(発行:東京書籍)は
順天堂大学大学院医学研究所加齢制御医学講座教授の
白澤卓二先生が監修をされている書籍です。
■発行:東京書籍 1300円(税別) 新書判 / 207p
白澤先生はCreative Aging Networkの姉妹ブランドである
健康情報誌「セルフドクター」にもご登場いただき、
日本抗加齢(アンチエイジング)医学会理事、
老化、寿命研究の第一人者でもあります。
100歳以上で健康なまま生きた長寿者を白澤先生は
「センチュリアン」と呼び、センチュリアンの方々を対象とした調査では、
ほとんど肥満体はいなかったそうです。そんな健康長寿を目指す、
シニア予備軍の方々を対象とした一冊がこの『一日一減』です。
本書では、「マイナス100Kcal」となる食生活や
生活動作を春夏秋冬の平日・休日に分けて紹介。
ウィットに富んだメッセージで
日々の“一減”を教えてくれています。
例えば、「アイスコーヒーの
ガムシロップは無視、無視」。
ガムシロップは1個13g36Kcalで、3杯飲んだとしたら、
-108Kcalになるということです。なかなか行動に移せない人のために、
読むだけでも楽しく、しかも、実行に移すことが無理にならない実践書。
たったのマイナス100Kcalかもしれませんが、
月単位、年単位で考える……継続は力なりですよね。
CANライブラリーでもご紹介しています、最高齢での世界一周旅行の
ギネス記録を達成された106歳の昇地三郎さんも
こんなことをお話になっています。
「長生きすれば、良いことがある。私の人生を支えているのは
紛れもなく“健康な体と明るく前向きな考え方”」。
自分のことだからこそ、ついつい甘やかし、先延ばしにしてしまう。
その考えを見直して、ちょっとのことから始められる
第一歩を明日ではなく、今日から始めてみましょう。
先の長い人生には、明るく楽しい出来事がまだまだ待ち構えています。