クリエイティブエイジングネットワーク(CAN)編集室では、
健康設計や高齢社会、その周辺に関する雑誌や書籍などの
情報を多角的に分析し、その潮流を1つのキーワードにまとめ上げ、
拡散していくことを目的とした会議を行っています。
第7回目となった分析会議“CANALYZE”より
整理されたメインキーワードは、「華ある100歳」です。
“華”は美に通じ、見た目の美しさだけでなく、
洗練された感性を表す言葉でもあります。
年齢を重ねても、華を持ち続けることは
私たちの望むべき未来の姿です。
そんな“華がある人”になるにはどうしたらいいのでしょう。
その方法は、自らの心がけでつくることができます。
まずは、おしゃれをし、身だしなみを整えましょう。
相手のことを考えて、自分の装いを整えることが、
自身を美しくさせます。
そして、自信を持つことで、心に華が生まれます。
美とは人間の中身でもあり、その人が本物かどうかにかかってきます。
存在と個性が“華”を生み出し、
未来に向かうクリエイティブエイジングにつながっていきます。
今回分析にかけたメディアをいくつか紹介します。
森村誠一著の『60歳で小説家になる。』から、
「心の華」を抽出。
瞬間的に輝く華は長続きしないもの。
いつでも身だしなみやおしゃれを心がけることで、
持続性の“華”がつくられます。
『文藝春秋スペシャル』からは、
芦田淳さんの「百歳まで美しくなるために
絹よりも木綿の人に」のインタビューの中から
「百歳美人」というキーワードを選定しました。
これらのキーワードが土台となって「華ある100歳」ができました。
メインキーワードを導き出すに至った背景や事例などは、
追ってご報告します。