eof; } ?> eof; } ?> 「私の2020」~9月のCANALYZEキーワード:CAN Healthy Design Club

CAN Healthy Design Club

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2013年9月25日 17:56

ヘルシーデザインクラブ(HDC)では、

健康や高齢社会の分野等に関するメディア情報を多角的に分析し、

その潮流を1つのキーワードにまとめ上げ、定期的に提示しています。

 第14回目となったメディア分析会議“CANALYZE”より

抽出されたメインキーワードは、「私の2020」です。

 

 

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2020年の東京オリンピック開催が決まったことで、

人々は大きなシナリオを手にしました。

1人1人が7年後の自分を思い描き、心を新たにしています。


世界とつながるであろう瞬間を直観しながら、

人生に新たな活性軸を得たのです。

過去を忘れて未来に向かって生きるという流れに、

ますます拍車がかかっていくことでしょう。


生き生きとした自分であろうと願う時、

人々は新たな学びの場を求め、スポーツに励み、

意欲的な日々を組み立てようとするのです。


生涯現役で、果敢に生きようとする人が

「私の2020」という新たな目標を得たことで、

社会のエネルギーとして生きる自分をイメージし、

未来に向かって歩み始めます。

 

 

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今回の分析対象となったメディアの中から、

いくつかの事例をご紹介します。


『99歳、現在進行形ね。』(小学館)は,

前向きに歩き続けるカメラマン・笹本恒子さん(99)の著書。

カメラマンとしての仕事がなくなった時期も洋裁の技術と知識が

自分を救ってくれという笹本さん。

「自分で自分を養うと強く思って生きてきたことが、私の生きる力

になった」と語っています。


朝日新聞(9月19日)は、「よりよく年齢を重ねるということ」というテーマで

3名の医師の言葉を紹介。

塩谷信幸先生(北里大名誉教授)は、

「年齢を重ねるにつれて、過去と折り合いがつけられるようになった。

自分を認めることは、よりよく年齢を重ねるための一歩。」と述べています。


「いきいき」10月号には、衣装デザイナーのワダエミさんが

取り上げられていました。

黒澤明監督の映画「乱」などで知られるワダエミさんですが、

「自分の思ったことをやり続けることは大切。

長く継続して培ったものこそが、大きな力になると思っている。」と話し、

「古いことはどんどん忘れてしまわないと、新しいことができないんです」とも。


過去を振り返らず、常に明るい未来を見据える人々の姿が、

東京オリンピック2020が決まったことで、

より浮き彫りになってきました。

「私の2020」はこれらの背景から生まれたキーワードです。

 

 


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