5月21日(水)、セルフドクタークラブが企画協力した
第3回仁生堂ヘルシーサロンが仁生堂総合店で開催されました。
第1回目、第2回目は砂町区民館での開催でしたが、
今回は4月にリニューアルした仁生堂総合店談話室での開催。
あいにくの雨にもかかわらず、34人ものお客さまにお集まりいただきました。
午後1時30分、仁生堂永田専務取締役の開会の挨拶で幕を開けました。
第1部は、「身に着けよう!漢方のワザ!」をテーマに、
仁生堂薬局の馬場社長のお話です。
ご自身の生い立ちに始まり、西洋医学と東洋医学の違い、
陰陽論、気血水、五行論など、漢方医学の基礎を実に分かりやすく、
時おり冗談を交えてお話されました。
会場のお客さまからも、たびたび笑い声が。
「馬場社長のお話はユーモアがあって面白かった」
「知らないことをたくさん学べました」などの感想が多数寄せられました。
「各季節に土用があります」の説明では、配られたレジメに
お客さまご自身が、線をひきながらの実践学習。
最後に、「仁生堂はお客様のお話をじっくりうかがいながら、
漢方医学に基づいて健康な毎日を提供する相談薬局です」と改めて強調、
80分に渡るお話は終了しました。
第2部は、「野菜のチカラをたっぷりいただく『重ね煮』をテーマにした、
重ね煮料理家の藤原恵美子先生のお話です。
藤原先生が、「食べ物が命と心と体を作る」と実感し、
「重ね煮」に出会うまでのお話でスタート。
航空会社でキャビンアテンダントをされていた時代の食生活、
息子さんの偏食から、楽しい食卓の大切さを痛感されたエピソードなどを
お話下さいました。
「重ね煮」とは、野菜の旨みを最大限に引き出す料理法です。
レジメを用いながら、「重ね煮」の作り方を解説。
一番のポイントは、野菜を重ねる順番です。
基本は、地上にできるものが下、地下にできるものが上というのが原則です。
「何分ぐらい煮るのですか?」「どんな風に切ればよいのですか?」など、
藤原先生のお話の合間にも、積極的なお客さまからは質問が相次ぎました。
いよいよ「重ね煮」の試食です。
藤原先生がご用意下さったのは、玉ねぎとニンジンの「重ね煮」。
まずは、「重ね煮」のジュースを味わい、それから「重ね煮」を試食。
「重ね煮」を実際に口にすると、「優しい味」「やわらかい」など、
口ぐちに感想を語り、「試食が終わると、お客さまの目が輝いていましたね」
藤原先生も驚いていました。
「心を込めた、命が輝いている食材を体に入れると命が輝きます」
という言葉で、藤原先生の講演は終了。
アンケートには、「野菜の力のありがたさが分かりました。」
「食の大切さを改めて考えさせられました。今日帰ってすぐに作りたいと思います。」
といった声が寄せられました。
仁生堂ホームページ→http://babajin.com/
藤原恵美子先生 重ね煮料理サロン「野菜と藤原」
→ http://www.yasai-to-fujiwara.com/yasaitofujiwara.html