クリエイティブエイジングネットワーク(CAN)編集室では、
健康分野や高齢社会、その周辺に関する
雑誌や書籍などの情報を多角的に分析し、
その潮流を1つのキーワードにまとめ上げ、
拡散していくことを目的とした会議を行っています。
第5回目となった分析会議“CANALYZE”より
整理されたメインキーワードは、
「ときめきの生命学」です。
人は、ときめくことで心が大きく開き、
自らを解放するようになります。
すると周囲の物事を強く受信するようになる。
受信したものを飲み込み、深く広い人間になっていく。
命という一番小さな単位の中で、生涯ときめき続けようではないか。
それが「ときめきの生命学」です。
今回分析にかけたメディアをいくつかご紹介します。
『サライ』12月号の特集「体と心の関係を探る」から、
帯津三敬病院の 帯津良一名誉院長のインタビューを抜粋。
日々、心をときめかせ、喜び笑う。
そこに自然治癒力の“鍵”があるといいます。
ここから生まれたキーワードは「ときめく長寿」。
また、『男のクロワッサン』12月号に掲載されていた
帯津良一名誉院長と青山学院大学の福岡信伸一教授の対談からは、
健康常識を疑ってからだの声に耳を澄ます「体の声受信」。
そして、『素晴らしい一日』1月号からは、
笑いと涙、自分の気持ちを開放することが大切であるということから
「自然体と気の解放」がキーワードとして抽出されました。
これらのキーワードが土台となり「ときめきの生命学」が生まれました。
キーワードを導き出すに至った背景や事例などは、
追ってご報告します。
メインキーワード『朝時間のゆっくり効果』
分析解説、注目ポイント、事例研究はこちらです。
<事例研究メディア一覧>
『朝の時間割』
『ゆっくり生きれば、遠くまでいける』(小林弘幸)
『天然生活12月号』
『明日の友 秋号』
『日経ヘルス プルミエ秋号』
メインキーワード『変化治癒力』
分析解説、注目ポイント、事例研究はこちらです。
<事例研究メディア一覧>
『今日から始める養生訓』( 帯津良一著)
『文藝春秋SPECIAL 季刊秋号』
『婦人公論9月22日号』
『日本を信じる』( 瀬戸内寂聴、ドナルド・キーン著)
『106 歳を越えて、私がいま伝えたいこと』( 昇地三郎著)
クリエイティブエイジングネットワーク(CAN)編集室では、
健康設計や高齢社会、その周辺に関する
雑誌や書籍などの情報を多角的に分析し、
その潮流を1つのキーワードにまとめ上げ、
拡散していくことを目的とした会議を行っています。
第4回目となった分析会議“CANALYZE”より
整理されたメインキーワードは、
「朝時間のゆっくり効果」です。
1日のスタートとなる朝に
ゆっくりと、ゆとりのある“自分の時間”を過ごす―――。
自分がやりたいこと、楽しいこと、心地良いことを
組み込んだ朝の時間割を設けることで、
自然と頭が整理され、タイムリズムも調整されて、
自分のための1日を過ごすことができます。
朝は時間が限られています。
いそがしい朝時間から、メリハリのある朝時間を意識することで、
自由、自主、自立が構築され、
自らの生命対応力も活性化されていくのです。
今回分析にかけたメディアをいくつか紹介します。
小林弘幸著の『ゆっくり生きれば、遠くまでいける』から、
「ゆっくり効果」を抽出。
他人に依存せず、何か起こった時も冷静さを保つことができるぐらい
脳が「常にゆっくり」を意識することで、
自律神経が乱れず、動揺を招くことなく過ごせます。
『朝の時間割』(天然生活ブックス)では、
料理研究家 ワタナベマキさんが実践する
「心を落ち着かせて過ごせる貴重な朝の時間」に編集室一同が感銘を受け、
本のタイトルでもある「朝の時間割」というキーワードを選定しました。
そして、リラックス神経 強化メソッドを取り上げた
『日経ヘルス プルミエ』からは「余裕持ち」を抽出。
朝起きたときの、呼吸法と1杯の水により、リラックス神経である
副交感神経の働きが活発になり、余裕を持って毎日を過ごすことができるのです。
これらのキーワードが土台となって「朝時間のゆっくり効果」ができました。
メインキーワードを導き出すに至った背景や事例などは、
追ってご報告します。
第3回目となったCAN編集室による分析会議“CANALYZE”より
整理されたメインキーワードは、「変化治癒力」です。
ちなみに、この会議では、健康設計や高齢社会、
およびその周辺に関する記事や情報を多角的に分析し、
その潮流を1つのキーワードにまとめ上げ、
拡散していくことを目的としています。
変化治癒力とは、
生きていく上で、様々な変化が身の回りに起こるが、それらを恐れずに、
すべてを受け入れて対応していく力のこと。
変化を楽しむことこそが、好奇心です。
柔軟に対応できる力を持つことで、知識が身に付き、学ぶこともでき、
自分自身も変化し、成長していきます。
変化を恐れる人は、好奇心が薄れ、固定概念と常識に縛られ、
変化治癒力が鍛えられず、生命力が低下する結果を招いてしまいます。
今回分析にかけたメディアをいくつか紹介します。
帯津良一著の『今日から始める養生訓』からは、
「ときめき力」を抽出。
小さなことでも「ときめき」を感じることの効果や、
時には体に悪いことをしながら、
自然治癒力を鍛える方法などが挙がりました。
最高齢で世界一周旅行を行い、ギネスに認定された
昇地三郎著の『106歳を越えて、私がいま伝えたいこと』では、
老いを感じてしまうことで、変化を恐れてしまうことや、
その意識を持ってしまう理由などから
「老感老人」というキーワードが。
106歳生涯現役の昇地氏だからこそ語れるお言葉です。
そして、瀬戸内寂聴氏とドナルド・キーン氏の対談が一冊になった
『日本を信じる』では、“変化”について、
仏教的観点での興味深い説明がありました。
その言葉とは「無常」。
無常は人の死ではなく、「同じ状態が続かないこと」を意味します。
常に変化することで、人は学び、成長し、今の日本があるといいます。
これらのキーワードが土台となって「変化治癒力」ができました。
メインキーワードを導き出すに至った背景や事例などは、
追ってご報告します。
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