第2回目となったCAN編集室による分析会議“CANALYZE”より
整理されたキーワードは、「ハッピートレーニング」です。
ハッピートレーニングとは、
幸せ感受性を磨き、精神的健康の学習をしようということ。
幸せは群生し、連鎖し、伝染する。
幸福感は友人のそのまた友人にまで伝わるといいます。
また、幸せな生き方をしている人を真似、学ぶことで自分自身も幸せに。
“生き方”を共感することがこれからの友達の作り方。
素敵な生き方をしている先達に学びましょう。
今回分析にかけたメディアをいくつか紹介します。
現役最高齢の声楽家・嘉納愛子さん(103歳)らが登場している
『最高齢プロフェッショナルの教え』からは、
生涯現役を示す「この道ひとすじ」、打ち込むことを自分でつくり
がむしゃらにやってみるという「がむしゃらが人生変える」などを抽出。
『婦人公論』8月号、「大人の友情を育む秘訣、教えます」では、
40代からの本物の友情を築く方法について書かれていました。
大人の友情にとって大切なことは互いの個性を重んじた対等な付き合い。
そこから導き出されたのが「40代友もち」です。
『Globe』7月15日に掲載されていたパリ在住のファッションデザイナー、
島田順子さん(71歳)の「年齢から開放されたら」という記事から展開されたのが、
「年齢開放」「自縄を解く女」「開き直る生き方」など。
年齢のしばりから自分を解放しようというものでした。
そして編集室の興味を一心に集めたのが、『文春新書』7月号の
「ごきげんな人は10年長生きできる」坪田一男著でした。
副交感神経が優位になっているごきげんな状態は、
未来をより良いものにし、人生の選択肢を広めるといいます。
その“幸せ”は友人のそのまた友人にも伝染することから「幸せ伝染力」。
また、幸せになるためにもトレーニングが必要ということから
今回のキーワードの土台となった「ハッピートレーニング」が挙がりました。
これらのキーワードを導き出すに至った背景や事例などは、
後日この場でご報告します。
CAN編集室では毎月1回のペースで、
その折に様々なメディアが取り上げている高齢社会や高齢者、
およびその周辺に関する記事・情報を多角的に受信分析し、
その潮流を1つのキーワードにまとめ上げる
編集分析会議(CANALYZE‥‥CAN+ANALYZEの造語です)を行っています。
今月整理されたキーワードは、「私たちに定年なし」です。
対象となった30以上の媒体から抽出された110以上のキーワードをもとに、
多角的に検討がなされ、最終的にこのキーワードに集約されたものです。
会議メンバーのディスカッションを経るなかで、
110のキーワードはさらに、親の足跡を人生のヒントに、
という「親の背中整理学」、そこから派生した「日記効果」、
1人乗り乗用EVなどの動向を踏まえた「おひとり様プログラム」「私のゲタ」、
長寿の秘訣は自宅での料理という研究結果を踏まえた
「オーマイクッキング」「セルフフーディング」。
そして、心の時代を前向きにという
「ポジティブエイジング」「スピリチュアルエイジング」「素敵な長生き」、
さらに死や葬儀、墓そのものも前向きにみる動きを受けた
「未来の夢」などに絞り込まれました。
加えて、神奈川県藤沢市に住む100歳の現役サラリーマン、
75歳の私財ベンチャーなどのエピソードに関連する
「俺たちに定年なし」「100歳現役生活」「私財ベンチャーズ」「知財・時財・友財」
などがキーワード化され、それらを横につらぬく統合コンセプトとして、
「私たちに定年なし」に圧縮されたものです。
そこに込められた意味合いなど詳細については、追ってこの場で報告します。
アンチ・エイジングにとってまず大切なのが、
体の中に溜まった毒素の排出=“デトックス”だといいます。
今回は、八ヶ岳南麓の麓・小淵沢にある
会員制のウェルネスリゾート「ルラシュ癒しの杜」での
デトックス体験をお伝えします。
小淵沢の駅よりタクシーで約10分。
標高1100mの位置にある「ルラシュ癒しの杜」。
眺望がよく、天気のよい日は、南アルプスはもちろん富士山も望めるそうです。
なぜ、「ルラシュ癒しの杜」で デトックスなのか?
その理由は料理にあります。
こちらで出されるお料理はマクロビオティックがベース。
玄米や野菜、豆類、海藻などを中心としたマクロビ料理は、食物繊維がたっぷり。
腸内環境を整え、老廃物を排出しやすい体にしてくれます。
マクロビ料理というと、健康にはいいけれど、
美味しさを追求していないイメージをもっていましたが、
こちらでいただいたお料理は、見た目も味も、心が豊かになるものばかり。
一品一品運ばれてくるごとに、小さな感動を与えてくれます。
ちなみにこの日のディナーメニューは、
・ 田楽味噌をつかった前菜
・ そばの実入り胡麻豆腐
・ 蒸し野菜 ~赤松に包んで~
・ 春野菜の揚げ出し
・ りんごの香りの玄米笹寿司
・ デザート(ガトーショコラ)
・ オーガニックコーヒー
次の日の朝食は、玄米粥と旬の野菜の煮物などをいただきました。
1泊2日のマクロビ体験でしたが、
そのデトックス効果をしっかり実感できました。
料理以外のデトックスメニューがあるのがルラシュの魅力です。
併設のトリートメント&スパでは、オリジナルの美容整体や、
ラドン温浴を用いたデトックスメニュー、
アンチエイジングフェイシャルやヘッドスパなどを受けることができます。
さらに、小淵沢の豊かな自然環境は、心のデトックスに効果あり!?
朝早起きして森の小道を歩き、澄んだ空気の中で深呼吸。
日常がリセットされ、心がフワッと軽くなった感じです。
本格マクロビ料理を日常で実践していくのは、
なかなかハードルが高いもの。
こういったマクロビ料理の宿泊施設を利用すれば、
贅沢気分を味わいながら、デトックス体験ができるのでおすすめです。
ルラシュ癒しの杜
http://www.relache-iyashi.com/
山梨県北杜市小淵沢町10195-2
TEL.0551-36-8200
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