「絵本のなかのイタリア 横浜展」
素敵な絵本
(つづき)
晴れた日の象の鼻テラス。
ほんとうに気持ちのいいロケーションです♪
(撮影/吉田 功)
「絵本のなかのイタリア 横浜展」
開催日/2012年5月22日(火)~6月1日(金)
開催時間/10:00~18:00 最終日は15:00まで
会場/横浜市中区海岸通1丁目 象の鼻テラス
入場/無料
問合せ先/イタリア文化会館 Tel.03-3264-6011(内線23)
http://www.iictokyo.esteri.it/
IIC_Tokyo/webform/SchedaEvento.aspx?id=459
★絵本のチカラのイベント
「絵本のなかのイタリア展 虎の巻」ツアーガイド は
5月26日(土)午後3時30分~4時30分と
5月27日(日)午前11時~12時の2回です。
お近くの皆さま、ぜひご参加ください!
また上の写真のSTAFFプレートを
首から下げている人を見かけたら
それは私たち絵本のチカラのスタッフです。
どうぞお気軽に声をかけてくださいね!
では、前回のブログに引き続き
「絵本のなかのイタリア 横浜展 」で見つけた
素敵な絵本をご紹介します。
6)QUATTRO PASSI NELLA STORIA 歴史散歩
「Camicia rossa 赤いシャツ」
イタリア統一150周年を記念して作られた絵本。
統一を成し遂げたガリバルディの偉業の物語。
「レモンのジェラートのように白く
ミントのグリーンのように緑で
ラズベリーのジャムのように赤い」
イタリア国旗とイタリアの歴史も讃えています。
白、緑、赤の配色がこんなにバリエーション豊かで
センスよくまとめられるのかと驚きます。
7)TURISMO A MISURA DI BAMBINO 子ども向けガイドブック
「A spasso per Roma ローマをさんぽ」
子ども向けガイドブック『イタリアの町をさんぽ』シリーズの1冊。
らせん綴じのため開きやすく強度もあります。
文字は少なく、スペースはたっぷり。
イタリアで最も美しい町で、子どもたちは
どんな素敵な発見をするのでしょうか?
子ども子どもしていない配色がさすがです。
8)LE STRADE DELLA CITTA’ 街をあるく
「I colori dei mestieri いろいろなしごと」
町を歩いているといろいろなしごとのプロに出会います。
登場するのは消防士、左官、門番など。
それぞれのプロたちの道具が
実に愛情こめて描かれている点に注目。
どんなしごとも大切であることを伝える絵本です。
9)SCUOLA, CASA E TEMPO LIBERO 学校、家、自由時間
「Chiuso per ferie 夏休みのあいだに」
家の人が出かけているとき、
空っぽの家の中では何が起こっているんだろう?!
ファンタジーにあふれた文字なしの絵本ですが
面白さ楽しさが十分に伝わってきます。
10)I DIRITTI E IL RISCATTO 生きる権利と社会的救済
「Senza nome 名まえのない犬」
名まえのない犬と愛情表現が不器用な飼い主との
心の機微を描いた作品です。
犬も飼い主も最後まで顔の表情が描かれてない分、
読み手ひとりひとりの想像力を刺激します。
5/26(土)にはアート絵本さんがこの「名まえのない犬」と、
フィリップ・ジョルダーノさんの「かぐや姫」の
読み語りイベントを行うそうです!
ちょうど絵本のチカラの「虎の巻」ツアーの前後の時間帯です。
11)LA CAMPAGNA, TRA NATURA E CULTURA
田園、自然と文化の共生
「Sembrava un corvo カラスかと思った」
本好きの老婦人が子ども時代にトリップし
怖かった出来事を再び体験する物語。
モノトーンの静かな美しい絵ですが
恐怖感までもひたひたと心に忍び込んできます。
12)UN PAESE IN RIVA AL MARE 海にかこまれた国
「Giordano del faro 灯台のジョルダーノ」
灯台で暮らすジョルダーノにとって、
海は特別な存在。手紙をびんに入れて海に託すと
海の向こうに住む少女が同じようにして返事をくれます。
別々の場所、違う文化のふたりを海が結びつけてくれる
という素敵なファンタジーにふさわしい
淡いトーンのやさしいタッチの絵です。
以上、駆け足でしたがいかがでしたか?
ご紹介した絵本以外にも素敵なものがたくさんありますので
会場に行かれる方はそれぞれのお気に入りを見つけてくださいね!(ミヤタ)