第1回絵本アンケート
結果発表 その2
「おとなになってから好きになった絵本」
昨日に引き続き、今年6月15日付で
メルマガ会員の皆さまに募集告知いたしました
絵本アンケートの結果報告です。
もうひとつの設問は
「おとなになってから好きになった絵本」でした。
こちらは、絵本が子どもだけではなく
おとな向きのものもたくさん出てきたこともあり
さまざまな絵本が選ばれた結果となりました。
そんな状況のなかでも、複数の方が選ばれた
絵本が2冊ありましたのでご紹介します。
★絵本アンケート 「おとなになってから好きになった絵本」 結果発表
1位 『こんとあき』 4票
林 明子/作 福音館書店/刊
少女「あき」と、あきのお守りとして
おばあちゃんが作ったきつねのぬいぐるみ「こん」。
赤ちゃんから少女へとあきが成長するのにひきかえ
こんはどんどん古びて、腕にはついにほころびが。
修理のためにおばあちゃんを訪ねることになったふたり。
道中でもあきを気遣い一途でけなげなこん。
こんがたびたびあきに言う
「だいじょうぶ、だいじょうぶ」というフレーズは
おとなになった私たち自身が
ピンチの際に心のなかでつぶやくことのできる
魔法の言葉なんですね!
2位 『100万回生きたねこ』 3票
佐野洋子/作 講談社/刊
当ブログでも今年6月8日付の記事
「猫好きのあなたへ贈る猫の絵本5選」で
ご紹介しました。その記事はこちらです。
人を愛すること、人に愛されること。
生きていくうえでどちらもなくてはならないことを
教えてくれる絵本という意味でも
これはおとなになってはじめてわかる絵本
といえるかもしれません。
なお、「おとなになってから好きになった絵本」のすべての結果は
次のようになりました。
順位 | 絵本名 | 得票数 |
1位 | こんとあき | 4 |
2位 | 100万回生きたねこ | 3 |
アライバル | 1 | |
「あらしのよるに」シリーズ | 1 | |
アラジンと魔法のランプ | 1 | |
アンジュール ある犬の物語 | 1 | |
いばら姫 | 1 | |
いるのいないの | 1 | |
ウェズレーの国 | 1 | |
エドワード・ゴーゴリーの本 | 1 | |
エロール・ル・カインの絵 | 1 | |
おにたのぼうし | 1 | |
「おれたちともだち」シリーズ | 1 | |
木のうた | 1 | |
きみの行く道 | 1 | |
恐竜時代 | 1 | |
五味太郎の本 | 1 | |
こわがりのかえるぼうや | 1 | |
さる・るるる | 1 | |
たいようオルガン | 1 | |
どっちがどっち | 1 | |
どんなにきみがすきだかあててごらん | 1 | |
にじいろのさかな | 1 | |
ねずみくんのプレゼント | 1 | |
はだかの王様 | 1 | |
バルバルさん | 1 | |
ピーターラビットのおはなし | 1 | |
ビックオーとの出会い | 1 | |
ビロードのうさぎ | 1 | |
不思議の国のアリス | 1 | |
ぼくのともだちおつきさま | 1 | |
ぼくを探しに | 1 | |
星の王子様 | 1 | |
ポチポチのきかんしゃ | 1 | |
マザーグースのうた | 1 | |
「ミッフィー」シリーズ | 1 | |
南の島で | 1 | |
向左走、向右走 | 1 | |
めしもりやまのまねっこ | 1 | |
もりのなか | 1 | |
やまなし | 1 | |
missing piece | 1 | |
Other Peaple's Love Letters | 1 | |
The 108th Sheep | 1 |
この結果をみて感じたことは、
人それぞれ、そのときの心情に
もっともぴったりくる絵本との出会いが
あったのではないかということです。
そして、昨日の「子どものときに好きだった絵本」同様、
「その絵本を選んだ理由」について、
それぞれとても熱いコメントをお寄せいただいています。
知らなかった絵本をすぐにでも読んでみたくなりました。
こちらもメールマガジンで皆さま全員のコメントを
随時配信していきますので、どうぞお楽しみに! (ミヤタ)