11月1日、2日は
メキシコのお盆 ”Dia de Muertos”
日本で体験できる
「死者の日展」のご紹介です
絵本作家の山口めぐみさんからご案内状をいただき、
先週末、東京・東中野で開催中の
「Dia de Muertos 死者の日展」を観てきました。
「Dia de Muertos 死者の日展」
展示期間/2012年10月23日(火)~11月8日(木)
時間/平日11時30分~21時、日曜~18時
最終日~17時 (月曜休)
会場/space&cafe ポレポレ坐
住所/東京都中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル1F
JR総武線「東中野」駅 西口より徒歩1分
都営地下鉄大江戸線「東中野」駅A1出口より徒歩1分
★死者の日イベント
開催日/2012年11月2日(金)
11:30~17:00・・・「死者の日」party(無料)
19:00~・・・「死者の日」live
(前売2500円、当日3000円 1drink付)
予約問合せ/ポレポレタイムス社
03-3227-1405
http://za.polepoletimes.jp/
「死者の日」とはメキシコのお盆で、
”Dia de Muertos(ディア デ ムエルトス)”と呼ばれているもの。
11月1日は子どもの魂が、11月2日には大人の魂が
この世に戻ってくるとされています。
ろうそくの灯りで亡くなった人々の魂を迎えて
心からもてなし手厚くお送りするという
一連の行事が行われるそうです。
ちょうど日本のお盆と同じ意味合いを持ちますが、
メキシコでは「死者も生者も一緒に楽しもう!」と
飲めや歌えやの大騒ぎで、
一晩中陽気な音が鳴り響くそうです。
そのお祭りを日本でもやってみたいと
企画された展示会。
Dia de Muertosの祝祭の風景や、愛嬌あるドクロ、
大切な人の肖像画などが
46名のクリエイターたちの手によって作られ、
深い思いを込めて飾られています。
ポレポレ坐の入り口。
手前がカウンターコーナー、左手奥がカフェスペースで
展示会場となっています。
カフェススペースでは壁にそってぐるりと
「死者の日」にまつわる絵や雑貨が飾られています。
飲食せずに観るだけでもOK!
はじめてドクロをカワイイと思いました!
しかもカッコイイ!
亡くなった人の肖像画や愛嬌のあるドクロなど
”死”にまつわる絵ばかりですが
こんなにもやさしく温かいものだったのかと驚きました。
今回、「死者の日展」をご案内くださった
山口めぐみさんの作品(右側の3点)。
やさしくて、泣きたくなるような絵です。
ドクロのイラストのTシャツやアクセサリーなどの
展示販売コーナー。
こんなドクロなら身に付けてもいいかな、
と思えるくらいカワイくてカッコイイ!
色使いもとてもキレイ!
ポレポレ坐の入り口にさりげなく立てかけられていた
ダンボールの案内板までも
なんだかとってもアートで素敵でした!
出展作家さんを五十音順にご紹介しましょう。
(敬称略)
アキノイサム、荒木珠奈、Aruta Soup、石坂草子、市居みか、
今井俊、岩切章悟、大社優子、オダギリミホ、小渕仁、
小野由実子、貝原浩、木村タカヒロ、くまあやこ、クレイグヤマシタ、
佐藤陽香、澤田俊治、沢田としき、SAYURIKA、城芽ハヤト、
鈴木麻衣子、竹田邦夫、竹田鎮三郎、田沢千草、たなか鮎子、
中澤京子、永井宏、西田幸代、二宮佐和子、早川純子、
原マスミ、深津千鶴、HONZI、松井明香、松本里美、
丸山伊太郎、南椌椌、宮本一、山口マオ、山口めぐみ、
山福朱実、山福康政、吉澤絵理、渡辺千尋、渡邉知樹、wato
身内の人の”死”を迎え入れる祝祭。
やさしく、切なく、あたたかい。
観おわったあと
なんともいえないすがすがしい気分になりました。
最近、日本でも死生観に変化が起きているといわれます。
この「死者の日展」を観て
”死”は、ただ忌み悲しんでいたものから、
ちがった感じ方もあることに気づかされる
人も多いのではないでしょうか。(ミヤタ)