2013.11.14
11/9に開催した
ワークショップ「みんなで絵本をつくろう」
レポートをお届け!
今回は、新進気鋭の絵本作家、加藤志異さんを講師にお招きし、
皆さまで1冊の絵本を完成させるワークショップを開催しました。
加藤さんは約7年にわたる絵本修行を重ねつつ、
2012年「とりかえちゃん」でデビュー!
さらに自らが主演された「加藤くんからのメッセージ」という映画についても
語ってくれました。
こちらは加藤さんから配布された直筆プリント。
絵本とは、「子どもと大人が同じ世界を体験して、遊ぶメディア」と熱く語る加藤さん。
子どもも大人も大好きな「回転寿司」は、ぴったりなテーマだと思います!
まずは、皆さまにお寿司にのせる具と、それを登場人物が
たいらげるシーンのラフを描いていただきます。
絵はもちろん、台詞も一緒に考えていきます。
さぁ、ラフづくり、スタート。
では、皆さんのラフを覗いてみたいと思います。
さて、どんなアイデアが飛び出すのかな。
おおっ、なんとお寿司の上にラッパがのっています。
それを食べたお花は、素敵なメロディーを奏ではじめましたよ。
ナイスアイデア!
こちらも、とてもユニーク。↑熊(後姿のイラスト)に食べられたくないお寿司が
勝手に別のお皿に逃げちゃったようですね。
お寿司にのせる具は、何でもOK!ありえないものでもOK!
好きに自由に描いていいと言われると、かえって難しい。
でも、スラスラ思いつくままに描いていく方、
考えあぐねて加藤さんに相談される方などいろいろ。
面白いアイデアを次々と形にしていきます。
ラフが完成したら、1人ずつ発表タイム。
ワークショップの間、心地よいバックミュージックを奏でていただきました。
加藤さんの相棒のミュージシャン、川畑智史さんです!
なべやボウルが彼の手にかかれば、楽器に大変身するから驚き。
さて、お次は本番用の画用紙に、どんどん絵付け!
みるみるカラフルになっていく画用紙。できあがりが、楽しみです。
そして本番用の原画が完成したところで、お茶とお菓子でひと休み。
お寿司の顔をしたお菓子、いい味出してます。
お茶はカレルチャペックの「カレルチャペックエブリデイ」 。
そして、加藤さんのデビュー作「とりかえちゃん」の読み聞かせが始まりました。
ユニークな絵本を、ユーモアたっぷりに読んでくれました。
さらに、今回は加藤さんの未発表作品も読み聞かせてくれる
サプライズ企画も用意していただけました。ラッキーでした。
そして、最後はスペシャル企画!
加藤さんが何やらみんなに紙を配り始めました。
叶えたい夢を1人ひとり、紙に書いて欲しいとのこと。
皆さまの夢が書かれた紙を回収し終えると、
加藤さんが、1人ひとりの夢を読み上げながら
腕を大きく振りかぶってから、「夢は絶対かなうのです」と宣言してくれました。
夢を一緒に応援してくれている=そんな心強い気持ちになったのでした。
あっという間の二時間でしたが、講師の加藤さんの教え方、思い、情熱などに
参加者の皆さまが共鳴し、内容も「とっても楽しかった!」と大好評。
さらに1人で絵を描くより、みんなで一緒に描くと
新しい刺激があって、楽しくて、やる気にもつながる!
そんな新しい発見もありました。
これからもこういった絵本を作るワークショップを2回目、3回目と続けていけたら
いいなぁと思いました。
加藤さん、川畑さん、参加者の皆さま、ありがとうございました。
次回は12/14に
絵本のようなグリーティングカードを作るワークショップを開催予定です。
ぜひ参加してみてください!
新しい発見があるかもしれませんよ★