2009.10.23更新

クリスマス絵本

心に残るクリスマス絵本はありますか?

christmas.jpg

 

最近はクリスマスの撮影も終盤も迎え、
もうすっかり来年モードになりつつありますが
 

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ふと、クリスマスの絵本で何が一番思い出があるのかな〜って考えたら
やっぱり「スノーマン」です!

 

 snowman.jpg


子供の頃読んだ時は、本のなかに吸い込まれ
雪が降れば、ちっちゃい雪だるまをつくって、
スノーマンみたいに動かないかな〜って願ったものです。

最近ではロバート・サブタさんの飛び出す絵本、
「雪ものがたり」も印象的です。
 

 fuyumonogatari.jpg

 

世界でも色々とクリスマスの絵本がでているようです。
調べているうちに、表紙がかわいい絵本があったので
気になった表紙を4点セレクトしました。
こんな絵本をプレゼントされたらうれしいな〜。

 silentnight2007.jpg

  onethousand.jpg

 santasanga.jpg

timeinaction.jpg

 

ところで、ニット界の王子様、広瀬光治さんをご存知ですか?
広瀬光治さんと西山美なコさんで面白いイベントを
金沢21世紀美術館で開催されているようです。
“ニットカフェ・イン・マイルーム”というイベントなんですが
来場したみんなでお部屋の中にお花を指編みやかぎ針編みをして
作品として展示していくのだそうですが
自分も作品に参加できるところが楽しそうですね。
しかもこのイベント2010年3月22日までらしいです!


詳しくはこちら↓
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=45&d=461


絵本×指編み
ほんわか楽しそうな、ゆったりとしてリフレッシュできる
カフェも魅力的なイベントになりそうですね。
イベントで「こんなイベントは?」という アイディア募集中です。
(ミナミ)

2009.7.13更新

プチアンケート実施!

"自分の中で一番すき!!"

と思う絵本はなんですか?

 

neko.jpgのサムネール画像のサムネール画像 

ちょっとだけ絵本のちからが見えるかも!?

この唐突な質問を20代〜30代の皆さんに聞いてみました。
実はこのアンケートには裏の検証が!
もしかして、絵本をセレクトするのには育ってきた環境や、
理想像、劣等感、性格など内面的な心理が
見えてくるのでは!?と・・・。
さて、どうでしょうか?

皆さんから色々面白い回答がきました。
アンケートは参加した人にも見えるようになっていたので
思い出に花を咲かせる人もいたり、
同じ絵本をあげている人にしたり・・・
ちょっとした同窓会ムード満点でした!

みんな絵本はいい<思い出の一部だったり
自分の一部にかんじているのかな?
では、今回あがった絵本とコメントをご紹介します。

 

「ノンタン」

ノンタン.jpg

親近感を持って読んでいたのかも。

 

「おばけのてんぷら」

おばけのてんぷら.jpg

おばけの味を想像して眠りにつきました。
予想はマシュマロもしくはハンペンかな。

 

「ピーターラビットの絵本」シリーズ

ピーターラビット.jpg

うさぎが好きになったのもこれが"きっかけ"かも。

 

「ちいさいモモちゃん あめこんこん」

モモちゃん.jpg

母親が独特な節回しで 歌ってくれたので、
歌ごと印象に残っています。

 

「100万回生きたねこ」

100万回生きたねこ.jpg

主人公のねこが冷めていて、
あまり可愛くないところが好きです。

 

「あかいくつ」

あかいくつ.jpg

一番好き!となると何故か今も昔も、
あまり救いのない物哀しい作品を
選んでしまう暗い自分に気づきました...。

 

「いちごばたけのちいさなおばあさん」

いちごばたけ.jpg

食べ物が出てくる絵本が大好きでした。


その他今回あがった絵本
★ノンタン シリーズ
★クリスマスの三つのおくりもの
★ピーターラビットの絵本
★ブンブンとふしぎのひも
★「おはようミケット」
★「はじめてであうすうがくの絵本1~3」
★「クリスマス3つのおくりもの」
★「これはのみのぴこ」
★「いやいやえん」
★ブルーナの「うさこちゃん」シリーズ
★「ちいさいモモちゃん あめこんこん」
★「なんでもぽい!」
★「こねずみとえんぴつ」
★「まりーちゃんとおおあめ」
★「ひとまねこざる 病院へいく」
★「だるまちゃんとうさぎちゃん」
★「しろくまちゃんのほっとけーき」
★「がまくんとかえるくん」シリーズ
★「グレーラビット」シリーズ
★「おしいれのぼうけん」
★「ぐりとぐら」
★「おおきな木」
★「おばけのてんぷら」
★「100万回生きたねこ」
★「はらぺこあおむし」
★「ぼく、お月さまとお話したよ」
★「もちもちの木」
★「黒ネコジェニーのおはなし」
★「かいじゅうたちのいるところ」
★「あかいくつ」
★「おばけのてんぷら」
★「どろぼうがっこう」
★「すてきな三にんぐみ」
★「いちごばたけのちいさなおばあさん」
★「らくがきはけさないで」
★「ちいさいおうち」
★ 「ねずみくんのチョッキ」


小さい頃読んだ絵本、おぼろげな記憶、断片的なイメージ・・・
大人になってから好きになったり、最近読んだ絵本を一番に選んだ人は
一人もいませんでした。
ベストセラー系の本がずらりとでてきた感じでしょうか。

絵本は人格形成に大きく影響するとまでも言われている
不思議な魅力の持ち主。
やはりこのアンケートだけでも少し、
性格や本質が見え隠れしているのかも。

私は小さい頃読んだ絵本の内容をほとんど覚えていません。
覚えているのは、読んでもらった場所や人、一緒に聞いていた友達、
など周りの環境のことばかり。内容を説明できる絵本はないのかも。

アンケートのみんなのコメントを読んで、
やっぱり私のように覚えていないという声も。
記憶力がない!?と思っていましたが、救われました(笑)

小さい頃読んだ絵本の記憶は、お話の面白さよりも
「この頃私はこんな事考えていた」とか、
「この言葉が好きで読み返していた」とか、
それぞれ断片的な印象。
ちょっと美化しつつ今の自分に残っている・・・
なんだかおもしろいですよね。
匂いも、記憶をよみがえらせる装置と言われていますが、
絵本も同じようなちからがあるのかな。
そしてやっぱり1番に選ぶ本はその人を少し垣間みれる気がします。
(ナカガワ)

 

2012.3.26
Mail Magazine ♯16


「ふぉりくろーるのロシア絵本展」より

ロシア絵本の表紙を楽しもう!

 


メルマガ会員の皆さま、こんにちは!
先日お伝えしておりましたとおり
ブログで掲載しきれなかった素敵な絵本の表紙を
「メルマガ会員さま向け特別企画」としてご紹介いたします。

ロシア絵本の素朴で力強くあたたかい感じは
表紙だけでも匂い立っています。

人のぬくもりが感じられるデザインは
絵本だからなおさらふさわしいものだと思うのです。
 
ここにも「絵本のチカラ」のヒントがありそうです!

 

 

ふぉりくろーるロシア絵本展-007★.jpg

レーヴェジェフ画『おろかなこねずみ』初版復刻版。
レーヴェジェフは1920-30年代、専門家の間で
「絵本の王様」と称された。
そのシンプルでいきいきとした描写は
今もまったく古臭く見えず永遠に新しい。

 

ふぉりくろーるロシア絵本展-062★.jpgのサムネール画像

レーヴェジェフ画『昨日と今日』初版復刻版。
グラフィックデザインの原点ともいえる絵本。

 

 ふぉりくろーるロシア絵本展-010★.jpg

ヴァスネツォフ画『さんびきのくま』初版復刻版。
ヴァスネツォフの描く動物たちは
みんな明るくいきいきと楽しい。

 

ふぉりくろーるロシア絵本展-019★.jpgのサムネール画像

タチヤーナ・マーヴリナ『入り江のほとり』。
マーヴリナの絵本はほかにも3冊、
彼女の作品だと知らず撮影していました。
やっぱりその力強さ、素朴さに惹かれてしまいます。
日本でいえば棟方志功のような作風だと思いました。

 

ふぉりくろーるロシア絵本展-054★.jpg

タチヤーナ・マーヴリナ画、プーシキン作
『金の鶏』。
炎のような地の赤に金色のインキが浮き立ってます。
ぜいたくな印刷方法で1冊1冊、丁寧に
しかも国中の子どもたちのために莫大な予算を使って
100万部以上刷られたそうです。

 

ふぉりくろーるロシア絵本展-032★.jpgのサムネール画像

タチヤーナ・マーヴリナ画『おばあちゃんのやぎ』。
黒字なのに地味にならずかえってゴージャスで
印象深い仕上がりの表紙です。

 

ふぉりくろーるロシア絵本展-051★.jpg

タチヤーナ・マーヴリナ画
『死せる王女と7人の豪傑』(ロシア版白雪姫)。
めずらしく淡い色彩で描かれた表紙ですが
ハッとさせられました。
サササッと描いていてもエレガントな力強さがあります。
絵柄もノスタルジックなのに新しい不思議な感じ。

 

ところで、ロシア絵本は動物ものがとても充実しています。
ここからは作者名、タイトル名をひかえなかった作品も入ってきますが
ギャラリーの中で目を惹いた動物の表紙の絵本をご紹介しましょう。

 

ふぉりくろーるロシア絵本展-027☆.jpg

ねこの絵本『しましまのおひげちゃん』
モロゾワ画、マルシャーク作。
ブログでもご紹介しましたが、表紙がねこのかたちにカットアウト
されていて、いちばん目に付いた絵本です。

 

ふぉりくろーるロシア絵本展-055★.jpg

 『てぶくろ』
ラチョフ画、ロシア民話、英語版。
くすんだ色味が深い味わいを醸し出しています。
同じ表紙の絵柄でロシア文字の絵本もあります。

  

 ふぉりくろーるロシア絵本展-034★.jpg

 ビロードのような深みのある緑色の地に
羽の模様がオシャレなニワトリの絵本。
ゴージャスな感じでうっとりしてしまいます。
友人にこの写真を見せたら、「この絵の刺繍がほしい!」
と言われてしまいました。

 

ふぉりくろーるロシア絵本展-035★.jpg

サーモンピンクの地の色に白い羽と黒い羽が
なんともノルタルジックでエレガントな趣きの絵本。
インテリアとして飾りたいぐらい素敵。

  

ふぉりくろーるロシア絵本展-036★.jpgのサムネール画像

濃いサーモンピンクの地にモノトーンを基調に
ベーシックな色の動物たちが躍動していて
楽しい感じがよくでています。

 

ふぉりくろーるロシア絵本展-038★.jpg ロシア絵本ではおなじみの動物、きつねが
主人公のひとりのようです。
こうして見ると、ロシア文字が妙にデザイン的にも
しっくりしているように思えてきます。

 

ふぉりくろーるロシア絵本展-041★.jpg

 毛並みまで丁寧に描かれたリアルなバンビの絵本。
それなのにノスタルジックで可愛らしいのは
蜂に振り返るしぐさとおしりから後ろ脚にかけての表情、
そしてロシア文字と低木に配した黄緑色の妙でしょうか?
 

 

 ふぉりくろーるロシア絵本展-042★.jpg

 トルストイ作『さんびきのくま』ですが、
誰の画かは控えていませんでした。
スミマセン!

サーモンピンク地にユーモラスなくまの絵が
あたたかい感じの絵本です。
ヴァスネツォフの『さんびきのくま』では
花束はお父さんぐまが掲げていますが
こちらでは子ぐまが掲げてます。

 

ふぉりくろーるロシア絵本展-016☆.jpg最後の絵本は、ピョートル・ミトゥーリチ、
ヴェーラ。フレーブニコワ=ミトゥーリチ夫妻の画による
『はじめての狩り』。
子犬のしぐさが本当に愛らしくいきいきとしています。
繊細なタッチの絵ですが、朱赤のラインの縁取りが
とても効いていて、一度見たら忘れられない絵です。

 

以上、駆け足でご紹介いたしましたが、いかがでしたか? 
皆さまの絵本好き、アート好きのハートに
火をともせたら幸いです!

絵本のチカラでは、メルマガ会員(=絵本ファンクラブ)の皆さまからの
リクエストにもお応えしたいと考えています。
絵本に関するご希望、企画に対するご提案などございましたら
どしどしお寄せください。

もちろん、随時、「社外研究員」としての皆さまからの発表も
心待ちにしております!
どうぞよろしくお願いいたします。
 

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