2013.12.26
12月14日開催ワークショップ
「絵本のようなグリーティングカードをつくろう」
グリーティングカードとは、クリスマスや新年などの行事に合わせて、親しい人との間で交わされるカードのこと。
感謝の気持ちを伝えるときなどにも交わされます。
今回は、そのグリーティングカードを絵本仕立てに作ってみよう!というもの。
絵本に興味のある方、ひと味違ったカードを作って大切な人に贈ってみたいという方、
いろいろな想いを秘めて会場にいらっしゃいました。
講師をつとめていただいたのは、
イラストレーターや挿絵家として活躍する平澤朋子さん★
実際に本を見せていただきながら、挿絵のおもしろさや奥深さを教えていただきました。
まずはひとりひとり自己紹介をしながら、わきあいあいとスタートしました。
みなさん、絵本好きというだけあって、熱意がじんじん伝わってきます。
「絵本作家になりたくて」「絵を描くのが好きだから」など、参加する理由はさまざまですが、素敵なものを作りたいとう気持ちは、みなさん一緒ですね。
さて、ここでウォーミングアップにと、平澤さんが「この紙に自分をアピールする絵を描いてください」と、1枚の用紙を配りだしました。
みなさん、「う~ん、どうしよう……」と悩ましげに用紙に向かって手を動かしています。
自分を絵で表現するって、ふだんなかなかないですよね。
平澤さんは用紙をめいっぱい使って、全身を長細~く描いていました。
自分の体の特徴などを強調するのも“あり”ですね!
今度は、それぞれ発表の場。紅茶が好きだからティーカップとお菓子を描いたという方などなど、表現がさまざまでとてもおもしろかったです!
さぁさぁ、会場の熱はどんどんヒートしていきますよ。特に盛り上がったのが、お題をイラストで表現するというもの。「雪が、降っています。」「魔女はにやりと笑いました」という2つのお題を絵に起こし、それぞれに発表していただきました。
雪の結晶を描く方や、窓からみた雪の景色を見る方。人が違えば、視点も本当にばらばらです。表現の仕方は人それぞれで、会場はかなり盛り上がりました!
ラストは、本題のグリーティングカード作り。誰にあげるのか、どんな人にあげるのかが重要で、相手を想いながら作るのが大切なのだと語る平澤さん。
しばらく会ってない友人に、ふだん感謝の言葉をなかなか伝えられない家族に……。手に取る人のことを考えながら、言葉や素材を選びます。
カードをハート型にくり抜いたり、家族が集合した様子を絵で描いたり。
そこにいろいろな素材で色、アイディアで味を出していきます。
みなさん、真剣にもくもくと作業されていますね。
最後はできあがった作品をひとりひとり発表していただきました。
こんなアイディアもあるんだ!と平澤さんも驚くほど、
斬新でかわいいグリーティングカードが机の上を彩っていました。
発表後は、中野無国籍食道カルマさんの、おかしやクリプルの特製お菓子を
おいしくいただきました。
グリーティングカードにちなんで、開けるまで何が入っているかわからない、
包み状のクッキーで、みなさん感激されていました。
想いがたっぷりこもったカードたち。気持ちがしっかり相手に届くといいですね。
時間があっという間にすぎてしまいましたが、
やっぱり絵って何か不思議な力があります。元気になれたり、優しい気持ちになれたり、
想い伝えるツールになったり。
今後もますます楽しい活動を企画していきます。お楽しみに!