eof; } ?> eof; } ?> ゴルフシーズン到来、春ウエア満開♪:GALAPA

GALAPA

eof; } ?>

GALAPA

eof; } ?>
2014年3月14日 16:38

ISLAND GOLF CLUB GALAPAのみなさま、こんにちは。今年、東京では一度暖かくなったと思わせておいて大雪が降るなど待たされた感じもありますが、どうやら本格的にがやってきたようです。3連休も控えていますし、近々ラウンドのご予定があるかたも多いのではないでしょうか。

GALAPA取材班もひさしぶりのラウンドに向け、週2で打ちっぱなし練習場に通っていますが、同時に練習より重要なことが――、それは“お買い物”です(笑)

 

「春ウエアが欲しいっ!!」

 

というわけで。

リニューアルを終えたばかりの小田急百貨店新宿店ハルクスポーツにて、この春のゴルフウエアの傾向などをお訊きしました。

 

 

~答えてくださったひと~

odakyu1.jpg

 

小田急百貨店 新宿店 スポーツファッション部

南雲 統括マネージャー

 

 

■低層階のスポーツ用品売り場

【小田急百貨店新宿店ハルクスポーツ】のいちばんの特徴は、百貨店のスポーツ用品売り場としてはめずらしく「低層階」にあることです。おおまかに説明しますと、1階がゴルフ、2階がフィットネスやランニング、地下1階がアウトドア関連という構成になります。

また、ゴルフの売り場に関しては女性のお客さまが多く、全体の65%を占めています。他の百貨店やゴルフ専門店ではゴルフ人口の割合からいって当然、男性のお客さまが多くなっていますから、まったく反対の数字がでていることになりますね。多くのブランドがレディースのウエアを前面に陳列していますので、フロアは華やかになり、こうしたことも当館の特徴を作っていると思います。

 

 

odakyu2.jpg

 

 

 

■次期想定顧客に向けたブランドや、差異化戦略のブランド

今春の改装は力が入っていて、2009年以来となる5年ぶりの規模です。やはり増税前にお客さまの心をつかんでおきたいと。それで、まずはブランドごとに仕切っていた壁を取り払いました。以前の売り場は見通しが悪い点が気になっていたんですよ……。壁を撤廃し、各ブランドの世界観はもともと構造的にある柱を飾って表現してもらうようにすることで、回遊性が高まり、当館の天井の高さも生きる広がりのある空間になったと思います。

もちろん、新規のブランドも導入しました。昨年の10月に「次期想定顧客」といわれる10代20代を獲得するために「サマンサタバサアンダー25&ナンバー7」を入れてみたところ、こちらがとても好調で! それを受け、今回の改装でも若い女性向けのブランドを導入しています。

それは、「ジュン&ロペ」です。洋服ブランドの「ロペ」のゴルフウエアですね。これまで大阪~名古屋での展開が中心だったため、現在、関東圏の百貨店では当店のみの取り扱いとなります。

差異化戦略として他店とは違う品揃えも目指しています。それで導入したのが「アンパスィ」。昨年の賞金女王、森田理香子プロの着用ブランドということで、いま注目されています。「ブラックアンドホワイト」という、大人の女性向けとしては知られたブランドの会社が手がけています。また、スポーツ売場での展開は初となる「エアウィーヴ」を導入したのも差別化戦略の一つです。

 

 

odakyu3.jpg

 

女の子らしいテイストの「ジュン&ロペ」。販売員のナカジマさんもかわいらしい雰囲気。

 

 

odakyu4.jpg

 

はつらつとした若さを感じる「アンパスィ」の売り場。今季のテーマは“ルミナス(輝き)”。

 

 

■ゴルファーへのライフスタイル提案

商品を販売する以外の価値をお客さまに提供しようという試みも始まっています。スポーツアイウエアの「オークリー」は、その場で度付きのサングラスを作ることができるようになりました。「オークリー」のインショップでは初めてのシステムです。

それから、機能寝具の「エアウィーヴ」ですね。ゴルファーに対して、総合的なライフスタイル提案をしていきたいという想いから、寝心地を試すことができるコーナーを設置しました。通常なら上層階の家具売り場にあるものなので、普段「エアウィーヴ」を見かけることのないお客さまとの出会いのきっかけにもなっています。

 

 

odakyu5.jpg

 

「オークリー」の検眼ブース。スタッフのミヤクニさんが視力を測定してくれる。

 

 

odakyu6.jpg

 

宮里愛選手も愛用している「エアウィーヴ」。取材記者が寝てみました(笑)

 

 

■「汎用性」から「プレーのためのウエア」へ

2009年前後、石川遼選手や若手の女子プロゴルファーの活躍に牽引されて、一時的にゴルフをする若い人が増えた時期がありました。彼らを対象とした若い“キラキラした”ブランドもこの時期に多くできました。しかし若い人に継続してゴルフを楽しむ生活は定着せず、だんだんと売り上げが厳しくなっていきました。そんななかであらゆるブランドがこぞって謳ったのが「汎用性」です。つまり、「ゴルフ場以外でもカジュアル服として着ることができますよ」と。

ところが、昨年(2013年)の2月あたりからその状況が一転しまして、従来のゴルフウエアらしいものが売れるようになりました。背景は景気の上昇です。「汎用性」から「プレーのためのウエア」へ、一気にお客さまの買い物傾向が変わりましたね。ゴルフ場で映える鮮やかな色、ブランドのロゴ入りデザインなどが売れ筋です。反対に、この流れのなかで「汎用性」のMD(※品揃え)をくずせなかったブランドは苦戦しているように思います。

 

 

odakyu7.jpg

 

「ギア売り場は、どのブランドでウエアを購入されたお客さまも必ず立ち寄るというデータがあり、じつはいちばんの人気コーナーなんです」(南雲統括マネージャー)。写真はギア担当の高橋さんと関さん。

 

 

■“ゴルフ”に入りやすい環境作り必要

ゴルフ業界では以前から、「2015年問題」が取り沙汰されてきました(※団塊世代のゴルフ“卒業”により、需要の長期減少が顕在化する問題)。しかしオリンピックの種目に選ばれたり、2020年の東京五輪が決まったりと明るい話題もでてきていますので、なんとか横ばいで推移していくのではないかと思っています。

また、そうなるには若い人がゴルフに入りやすい環境が必要だと考えています。すでに「社会人になったらゴルフをする」という時代ではなくなっていますが、ゴルフは1人ではできないスポーツです。連れて行ってくれる、教えてくれる人がいないことが今いちばんの問題ですよね。百貨店としても、今後は「モノ」の提案だけではなく、「コト」を提案していきたいと考えているところです。

 

 

◎以上、春のゴルフウエア動向でした! GALAPAメンバーのみなさん、今春はゴルフ場ならではの思い切ったおしゃれを楽しんでくださいね♪

 

 

≪取材協力≫

小田急百貨店新宿店ハルクスポーツ

http://www.odakyu-dept.co.jp/shinjuku/halcsports/

 

odakyu8.jpg

 

南雲統括マネージャー、広報丹野さま、いろいろとお世話になりました♪

 


お知らせ:GALAPAイベント開催

いつまでも健康でゴルフを楽しみたい人へ――ISLAND GOLF CLUB GALAPAでは4月11日(金)19:30~、ゴルフセミナーを開催します。

講師はクラブフィッターとしても活躍する平野義裕プロ、日本プロゴルフ協会代議員・松井丈プロ。参加者のみなさまのゴルフの悩みに懇切丁寧にお答えします。

会場は渋谷の弊社会議室です。“座学”という、学生時代の部活のような懐かしい場を作り、ゴルフ好きのみなさまと交流したいと思っております。参加費は1,000円! ぜひご参加ください。

 

お問い合わせ&お申し込みは以下まで♪

 galapa@jlds.co.jp

 03-5457-3048 (担当:もり)