花粉症でもやりたいゴルフ
ゴルファーにとってもつらい花粉症を軽くする対策
(1)花粉情報を事前チェック
テレビや新聞、インターネットなどでゴルフ場の場所、天気、
スタート時間などから花粉情報チェックし、飛散量を確認しましょう。
特に空気が乾燥して風が強い日、晴れて気温が高い日、雨上がりの翌日、
気温の高い日が2〜3日続いた後などには花粉が多く飛ぶので、
それらの日にゴルフに行く時はきちんとガードして出かけましょう。
(2)前日のたばこやお酒も控えめに
鼻の粘膜に作用する喫煙や飲酒は症状をひどくさせる原因となります。
ストレスや睡眠不足も症状を悪化させるので、リラックスして快眠を心がけ、
きちんと休養をとりましょう。
また鼻水で水分が失われているので、こまめな水分補給を心がけましょう。
(3)花粉を寄せつけない準備が必要
やはりマスクは必需品ですが、ラウンド時に気になる人は、
打つ時だけ外すようにしましょう。
また、眼のケアに花粉症専用のゴーグルタイプを使用するとよいでしょう。
帽子やウェアは花粉が付着しにくい、凹凸の少ないツルツルした
ナイロン系の素材がおすすめです。
(4)ラウンド後のケアも忘れずに
クラブハウスに入る時は、体やウェア、キャップ、バッグなどに
ついた花粉をエアガンでしっかり落とします。
その後、お風呂に入り頭と体をきれいに洗い着替えをすると、
帰宅後に症状を和らげることにつながります。
キャディバッグを室内に置いている人は、
ヘッドカバーについた花粉にも注意し、取り払うようにしましょう。
GALAPAメンバーのみなさま、こんにちは。取材班がモデルとなり体を張った整骨院シリーズは読んでいただけましたか?
まったくおなじ症状の方はそういないと思いますが、みなさまがご自身の体をいたわったり、体のつらいところを根本的に治したりするきっかけになればうれしく思います。
体を治してスコアがアップするなら、いいことばかりじゃないですか!(笑)
というわけで、本日はおまけ記事。
森松院長からGALAPAメンバーのみなさまだけに、とってもスペシャルな「テーピング」をプレゼント!
なんと、記者が代表して施されてきました!!(アホかって突っ込むところですよ、みなさま!)
じっくり足を診察してから、テーピングを巻き始める森松院長。汚い足ですみません……。(写真上)
そして、出来上がった足がこれです。気持ち、足の指がテーピングによって開かされているように感じます。(写真下)
――森松院長、まずは記者の足について教えてください。
典型的な内反小趾(ないはんしょうし)、つまり足の小指が親指側に曲がり、小指の付け根が外側に出っ張ってしまっている状態にあります。
ただ、現在、難がある分、治療することで全身の症状が良くなる可能性もあります。人間の足(足首から下)は、片足につき、28本の骨でできています。両足だと56本です。全身の骨の数は208本ですから、約4分の1の骨が足に集約されているということになります。これは手よりも多い割合で、なぜなら、足こそが全身を支えている大切な土台だから。土台を整えると、その上の首や肩の問題も改善されるわけです。
――このテーピングには、どんな効果がありますか?
足の裏は本来、「内側縦アーチ」「外側縦アーチ」「横アーチ」という3つのアーチよって、なだらかな山型にへこんでいます。それは28本の骨が意味を持って並んで作っているものですが、記者さんは内反小趾が示すように足の外側に力をかけるくせがあり、骨の位置が崩れています。テーピングで正しい位置に戻すということを行いました。
――歩くと、足の裏がペタペタ床につきます。
地面を足の裏全体で踏みしめられるようになっているのだと思います。記者さんのように体重のかけ方が偏っている患者さんにこのテーピングをしたところ、「飛距離が20ヤード伸びた!」という報告を受けたことがあります。治療の次の日がゴルフだったそうで(笑)
20ヤードも伸びるって、なかなかすごいことですね。大地をしっかり踏みしめてプレーすることが必要な競技だということでしょう。
●以上、おまけでした。GALAPAでは今後もゴルフと健康の関係を探っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
《取材協力》
ごうとくじ駅前通り整骨院
03-3425-1339
診察時間は平日9:00~20:00、土日10:00~18:00です。休診日は月1回、日曜日ということで来院前にお問い合わせください。
◎新企画『素敵なゴルフフォト大募集』がスタート! コースやクラブハウスの風景を撮影し、GALAPAにお寄せください。
http://www.jlds.co.jp/galapa/2014/01/post-22.html
◎ ISLAND GOLF CLUB GALAPAではメルマガ会員を募集中。今なら松井丈プロから“今年の目標設定&その目標をクリアするためのアドバイス”が届きます。
GALAPAメンバーのみなさま、お待たせしました。積み重なった体の歪みを治し、本来の状態にすることで、もっと良いゴルフにつなげることはできないだろうか……という想いではじめた、整骨院が舞台の『骨盤を整えて、ゴルフ上手くなろう』。ついに【後編】をお送りします。
【前編】の公開から間が空いてしまったので、すこしおさらいしましょう。
1、ゴルファーは骨盤が前に倒れがち。特に利き足の骨盤が前に倒れる傾向があり、右利きのゴルファーの場合、右足が短いことが多い。
2、前に倒れた骨盤を元の位置に戻すためには、腹筋とハムストリングス(太ももの裏)を鍛えなくてはいけない。
3、GALAPA取材記者の体は最高の(最悪の?)見本! 骨盤が大きく前傾し、右足は左足に比べて5ミリ短い。
さらに詳しく知りたい方は、【前編】をご覧ください。
http://www.jlds.co.jp/galapa/2013/12/post-18.html
さて。
本日も、お世話になるのは【ごうとくじ駅前通り整骨院】の森松祐介院長です。――院長先生、ちゃんと正しい体でゴルフの練習がしたいです。治るものなら、どうか治してください!(泣)
美人ゴルファー、吉村文恵プロの施術も担当する森松院長。ご自身が野球経験者ということもあり、スポーツと体の関係に明るい。
――前回、「腹筋とハムストリングスを鍛えなさい」と言われましたが、結局、寝正月を送ってしまいました。
そうですか……(とっても残念そうな院長先生)。では、“気をつけ”の姿勢をしてみてください。
まっすぐ立てていませんね。本来、身体を横から見た時には、耳たぶ/肩峰/大転子/膝蓋骨後面(膝のお皿の後ろ)/くるぶしから2センチ前のところの5箇所が一直線に並ばないといけないのですが、全体的に“体が後ろにある”状態です。
骨盤が前傾している人はどうしても後ろ重心になってしまい、スポーツのスイングでは、それをカバーするために上半身が早く開きがちです。これは野球でもゴルフでも体を回旋させるスポーツには共通する悩みですが、ゴルフの場合はアドレスの姿勢で骨盤を前に倒すので、競技特性として骨盤前傾&後ろ重心の人が多いように思います。
施術前の記者。「肩峰」は肩の最も上の部分。「大転子」は腰の突出した骨で、“転子”はハンドルという意味。「ひじの曲がりも気になりますが……」(by院長)
院長のリクエスト(?)に応え、前屈も披露しました。
――前屈、これでマックスです。
硬い(笑)。股関節が動いてないですね。もう少し股関節を後ろに引く動きがあるといいと思います。
今日は、もっと股関節が動くように治療していきましょう。
治療開始! 写真は太ももの内側、ハムストリングスを治療中です。
――今日行った治療について、簡単に教えてください。
まず、股関節の前の筋肉を“反射”を使って柔らかくしていきました。痛くも気持ちよくもない不思議な治療だったと思いますが、あれは指で「腱」を押し込んでいました。「腱」は筋肉が骨にくっつくところ、その境目になります。腱に圧を加えると、筋肉が過剰に緊張したと錯覚します。そうすると、脊髄が慌てて、筋肉に「緩め」という信号を出すんですね。つまり、体に勘違いさせて、筋肉を緩ませる治療です。
次に行ったのがアスター「ASTR(Acive Soft Tissue Releaseの略)」という治療。特定の軟部組織に局所的な圧迫伸張を加えて関節運動を行い、より効果的なストレッチをハムストリングスに行いました。
そして、最後は筋トレを行いました。僕の手を足で押し返してもらいましたが、このとき内ももとお尻の下に力が入ったと思います。体を回旋させるスポーツにおいてとても重要なことで、股関節のインナーマッスルと体幹のコアが鍛えられることによって、体幹が安定するようになります。
そして股関節の変化がこれです!
下の二枚を見比べてください。beforeに比べて、afterは明らかに股関節が動くようになり、外側まで倒れています。
before
after
――森松先生ありがとうございました。最後に、治療後の姿勢についてご講評ください。
下半身はかなり良くなりました。若干、肩が後ろに入っているのは引き続き課題としてみていきましょう。
前屈も変わりましたね。そんなにお尻を出さないでも前屈できるようになりました。
● 骨盤編はこれにて終了。次回は本企画のこぼれ話として、森松院長の奇跡のテーピングを公開します。きちんと地面を踏みしめられる足にすることで、飛距離が20ヤード伸びた人もいるとか!
《取材協力》
ごうとくじ駅前通り整骨院
03-3425-1339
診察時間は平日9:00~20:00、土日10:00~18:00です。休診日は月1回、日曜日ということでお問い合わせください。
◎新企画『素敵なゴルフフォト大募集』がスタート! コースやクラブハウスの風景を撮影し、GALAPAにお寄せください。
http://www.jlds.co.jp/galapa/2014/01/post-22.html
◎ ISLAND GOLF CLUB GALAPAではメルマガ会員を募集中。今なら松井丈プロから“今年の目標設定&その目標をクリアするためのアドバイス”が届きます。
https://www.jlds.co.jp/galapa/moushikomi
みなさま、こんばんは。松井丈プロの実演でお送りする、ストレッチ企画。早くも【後編】です。
ストレッチに対して「苦しそう」、「つまんなそう」というイメージを持っている方にはとくに読んでいただきたいと思います。かくいう記者もその一人ですが、今こうしてカッコイイ松井先生にカメラを向けながら一緒に体を伸ばしていると、ちょっと楽しいです(笑)
【前編】は、朝起きてすぐにベッド脇で行うべきストレッチと、スタート前に最適な“ゴルフヨガ”のポーズを教わりました。【後編】では、プレー後に体へのメンテナンスとして使えるものを中心にレクチャーしてもらいましょう。
松井丈 Joe Matsui
日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロ。代々木【ツーサムゴルフスタジオ】をヘッドコーチとして率いる。またトライアスロンやヨガなど、ゴルフ以外のスポーツにも通じ、指導に生かしている。
「記者さん、クリスマスイブに気づかず取材に来るなんて、寂しすぎませんか? まぁ、ぼくもイブに取材を受けている身ですが(笑)」(松井先生)
※取材は12月24日に行われました。
●プレー後こそ、ストレッチを
――松井先生、ラウンド後に有効なストレッチを教えてください。
ラウンド後、いちばん疲れているのは「ふくらはぎ」です。走るスポーツは「太もも」が疲れますが、ゴルフのように歩くスポーツは「ふくらはぎ」に“くる”んですよ。ゴルフは踏ん張る動きも多いからね。
だからプロゴルファーはみんな、ふくらはぎが太くなります。丸山茂樹プロなんか(両手で5号ケーキぐらいの円を作って……)こ~んなに太い!
――よくわかります。引っ越しとゴルフのあとは、ふくらはぎが痛いです。
そう(笑)。ふくらはぎの回復のために、ゴルフヨガからこのポーズをおすすめします。「カーフプッシュ」です。
クラブでバランスを取り、左脚に右脚を軽く組みます。
息を吐きながら、左脚のスネで右足のふくらはぎを押します。そのままゆっくり腰をさげていきましょう。
「カーフプッシュ」なら、手を使うより広い範囲のふくらはぎに圧をかけることができます。刺激を与えて、疲れをリリースしましょう。もちろん両脚にできます。
歩き疲れて苦しくなったとき「カーフプッシュ」をすると、脚だけでなく、全身がスッキリします。なぜなら、ふくらはぎは“第2の心臓”だから。心臓同様、全身に血を送るポンプのような役割をしていますが、硬くなるとその役を果たさなくなるんですよね。
――他に疲れているのはどこですか?
太ももの前側の筋肉「大腿筋」ですね。大腿筋のためのストレッチはこれ。
――あっ。これは整骨院の院長先生からもゴルファー向けのストレッチとして教わりました。
そのときの記事→ http://www.jlds.co.jp/galapa/2013/12/post-18.html
それなら、大腿筋を伸ばしたあとは、ハムストリングス(太ももの裏側の筋肉)も伸ばすっていうのも教わったかな?
――はい。“綱引き”になっていると教わりました。
補足するとすれば、ハムストリングスは伸ばすのがすごくむずかしい筋肉です。単純に前屈すると、ハムストリングスだけじゃなくて、ひざの裏まで伸びてしまいます。じゃあ、どうすればいいのか?
まず、クラブを支えにしてひざを曲げます。そして、グッと骨盤を前に倒します。ぼくが指をさしているところがハムストリングス。ここが伸びています。
● Q&A
――GALAPAメンバーさんの個別の悩みにお答えください。「ゴルフが終わったあと、腰が痛いのですが……」
ゴルフをやらなければ痛くないのなら、原因は2つ考えられます。
ハムストリングスが張ってしまってそこから痛みがきているなど、筋肉が原因である場合が1つ。体がバランスを崩しているということですね。
2つ目はスイングで腰を反りすぎている場合。こちらはストレッチでは直りません。スイングを直す必要があります。
――「ゴルフの“猫背”姿勢が辛い。肩こりになります」
ほう(笑)。ラウンド中に肩甲骨を閉じたり開いたりする動きを取り入れましょうか。【前編】で紹介した「ピラミッド」が効きますよ。
あと、「イーグルポーズ」というのを教えましょう。もともとヨガにあるポーズを応用してゴルフヨガにしたものです。
深く腕を組むことで、肩の筋肉をしっかり動かせます。このまま息を吸って上げ、息を吐いて戻します。肩甲骨が動くのを意識してください。
今度は左腕を上にして……。指先まで血行を取り戻せるので、いまのような寒い時期にはとくにおすすめです。
――続きまして、「ひじが痛い」
普段の練習のしすぎです。少し休んでください。
もしくは本来ゴルフにはない、ボールを「びょ~ん」と投げるようなひじの使い方をしていませんか?
――「ひざが痛い」
スイングが悪いです。コースでは(柔らかい)土の上で打ちますし、そのうちフルショットなんて、プロで35~6打、100くらいのスコアの方で50打くらい。それで痛くなるっていうことは、ひざをねじって打っている可能性が高いです。ひざの関節にねじる動きはないんですよ!
タイガー・ウッズが長く休んでいたように、ひざを悪くしたらゴルフはできません。「苦しい」、「痛い」と思ったときは、無理なスイングをしていないか、すぐにでもインストラクターのチェックを受けましょう。
――以上で、本企画は終了です。松井先生、ほんとうにありがとうございました!
先生が監修したゴルフヨガの教本『ゴルフヨガメソッド』、マジで使えますね♪ 記者はプロゴルファーっぽい「ピラミッド」がお気に入りです。絶対にゴルフ場でやるんだい(笑)
三修社刊。アマゾン、全国の書店で好評発売中!
《取材協力》
ツーサムゴルフスタジオ
代々木スタジオ 03-5302-0236
松井先生のレッスンは月~土曜日です。詳しくはお問い合わせください♪
◎ ISLAND GOLF CLUB GALAPAではメルマガ会員を募集中。月2回程度、ゴルフ情報満載のメールマガジンをお届けします。
https://www.jlds.co.jp/galapa/moushikomi
◎ 2014年は「ワンランク上のゴルフを」と思っている方へ。GALAPA特製ゴルフダイアリーを発売中です。
http://www.jlds.co.jp/galapa/2013/07/lifedesign-golf-diary-2014.html
みなさま、おはようございます。「朝じゃなくて夜に読んでいるよ」、という方もいらっしゃると思いますが、今回はぜひ“朝一番の気分”で読み進めてください♪
本日からはじまる『松井丈が教える、最小単位のストレッチ』。【前編】では、ゴルフのプレー前の朝に有効なストレッチを、松井丈プロの実演でお送りします。
ストレッチが大切であることは、これまでGALAPAに登場した先生たちからくり返し何度もいわれてきました。だけど、アスリートの自覚がない一般的なアマチュアゴルファーにとって、ストレッチは「めんどう」かつ「むずかしい(覚えられない)」なものではないでしょうか。
そこでGALAPA取材班は、松井プロに「簡単に、無理なくできる、“最小単位”のストレッチを教えてください」と依頼。
片手で写真を撮りつつ、取材班もポーズをとっております。さぁ、みなさんもご一緒にどうぞ!
松井丈 Joe Matsui
日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロ。代々木【ツーサムゴルフスタジオ】をヘッドコーチとして率いる。またトライアスロンやヨガなど、ゴルフ以外のスポーツにも通じ、指導に生かしている。
「じつのところ、ぼく自身もストレッチらしいストレッチはしません。“ゴルフヨガ”だったり、いろんな要素を組み合わせて、流れの中で行っていますね」(松井先生)
●朝、起きたらストレッチを
――松井先生、まずはスタート前に有効なストレッチを教えてください。
それはまだ。ゴルフ場に行ってからの問題ではなく、起きた瞬間から体の準備ははじまっていると考えましょう!
寝ていたせいで、体は硬くなっています。無理をせず、ちゃんと呼吸をすることに気をつけながら、体を伸ばす必要があります。とくに股関節まわりは重要。「あぐら」をかいてください。そして前屈をします。
――ベッドから降りてすぐ行うということですね。
そう。起き抜けですから、けっして負荷をかけすぎないように。ヨガのポーズにもおすすめのものがあります。大腿骨をひねる動きです。大臀筋、中臀筋に効きます。
反対向きも必ず行ってください。あとは、腕を回すだけでもいいので少し肩を動かしておきましょう。
●スタート前のストレッチ
――松井先生、その棒は!?
写真でもわかりやすいように棒を使用しますが、ゴルフクラブだと思ってください。
ぼくはゴルフ場に着いたら、練習前やスタート前に、ゴルフクラブを使った“ゴルフヨガ”を行います。まずは「カヌー」をやってみましょう。
まさにカヌーを漕ぐイメージで、ゆったり呼吸をしながら、肩を左右に回していきます。コツはクラブの長さを活かすこと。肩甲骨を動かしていることを意識しながら大きく“カヌー”を漕げば、肩から背中にかけての筋肉がほぐれて、スイングのキレがよくなりますよ。
――クラブを使うと、大きく肩を回せますね!
それがゴルフヨガの良いところです。次の「スイングパーフェクト」もクラブを使うことで、体幹と腕の動きの一体化をクセづけするというものです。
息を吸いながら、右へ沈みこむように上半身をしっかりとひねって……
……息を吐きながら伸びやがるように左に重心を移動。胸が伸びているのを感じてくださいね。
「スイングパーフェクト」は、弾道が定まらない人におすすめです。弾道が定まらないのは、体幹の回転に対して腕の出てくるタイミングが速かったり遅かったりして、打つたびにインパクトのフェースの角度が変わってしまっているから。この運動で体幹と腕の動きを一体化し、いつでもフェースをスクエアにしましょう。
最後にひとつ。ラウンド中のプロゴルファーが、クラブを使って体を伸ばしているのを見たことありませんか?
プロはこれにより体の背面、とくに太ももの裏側(ハムストリングス)を伸ばしています。ゴルフヨガでは、このポーズを「ピラミッド」と呼んでいます。息を吐きながら、股関節を支点に前屈。太もも裏、背筋を伸ばしましょう。背面を鍛えると、下半身が使えるようになりますよ。
――「ピラミッド」、プロツアーのTV中継でよく見かけます。
これはねえ、かなり気持ちがいいっす(笑)。みんながやるのには、そういう理由もあるんですね。
ゴルフヨガについてもっと知りたい方は、ぼくが監修しているテキストがありますので、参考にしてください。
今井美紀著、松井丈監修の『ゴルフヨガメソッド』は、全国の書店で好評発売中です!
●【後編】はプレー後のストレッチを公開。また、GALAPAメンバーさんの悩みに対応するストレッチを松井先生がその場で考案します。
《取材協力》
ツーサムゴルフスタジオ
代々木スタジオ 03-5302-0236
松井先生のレッスンは月~土曜日です。詳しくはお問い合わせください♪
◎ ISLAND GOLF CLUB GALAPAではメルマガ会員を募集中。今なら記事に登場した先生たちから、冬のゴルフについてアドバイスが届きます。
https://www.jlds.co.jp/galapa/moushikomi
◎ スコアアップの計は元旦にあり。2014年度版、ゴルフダイアリーのご購入はここからどうぞ。
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