2012年9月 3日 10:00
誤解がはびこっています。都合のいいように発信を続けるメディアとそれに踊らされるわれわれ。固定観念に凝り固まった感覚から生み出された偏った情報は、あらゆる誤解を生み出していきます。現場に赴いて直接、耳にした言葉であっても、裏が取れるように多面的に取材を繰り返すことで、誤解が誤解であると認識していかなければなりません。例えば、シニアはシニアという枠組みでとらわれることを嫌います。この事実を掴まないまま、事業計画を立ち上げても、無に帰してしまうでしょう。むしろ、シニアはジェネレーションフリー、生涯現役という感覚でいます。20 世紀はマーケットが誤解の範疇にあったといっても過言ではありません。その過去に上塗りして、無に帰する事業を進めてばかりいると、その先には衰退しかありません。原点に立ち返りながらも、誤解の範疇を凌駕した計画を構築しなおしてみてはいかがでしょうか。