2012年10月 9日 10:51
結果が評価されてきた時代からプロセスが評価される時代となったことを表した言葉です。いくら技術の優れた商品が開発されても、閑古鳥がなくことがあります。それは、顧客目線で見ると、優れた技術では差異を実感できず、他と遜色ないと思えるからです。すると、廉価なものに目が向いていきます。しかし、その商品にドラマが加えられることで顧客が商品に抱く魅力が増し、それが付加価値となって顧客は商品を手に取るのです。短絡的な結果に価値をおいていた社会から、過去積み重ねてきた歴史に目を向けるべきときに来ています。プロセスとは、特長を伴う価値の表現です。そこに興味ある人が集います。どういう思いで一つのことを成し遂げようとしているのか、チームワークを組んで目標を達成していく。そうして共感者がつみあがっていくことで、新しい価値が明確になり、その価値は無限に広がっていくことでしょう。