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2012年10月25日 09:43

こんにちは。イマジナス編集部の研究員Rです。

 

今回は、10月22日号のメインキーワード「はみだす力」にたどり着くまでの経緯をレポートします。

 

会議では、「東京ミュージック花火」について取材した日経MJの記事が報告されました。

記事の概要は以下です。

 

10月7日、お台場で「東京ミュージック花火 2012」が催されました。

音楽と打ち上げのタイミングを同調させる珍しい花火です。

主催は宝島社。

「私たちは出版社と見られがちですが、創業は地方自治体向けのコンサルティングで、顧客の問題解決が事業目的の本質。雑誌はそのソリューションの一手段です」と、同社広報の桜田圭子さんは話します。

キャッチコピーは “日本初の女子向け花火”。

ターゲットを明確にし、60社から広告を集め、3,000円の有料席チケット1万枚を売り切ったそうです。

 

 

――じつは、宝島社の件以前にも、「ルイ・ヴィトン」が代官山蔦屋書店の空間演出を行うという記事が報告されていました。

「ルイ・ヴィトン」はこれまでに“旅”がテーマの書籍を60冊以上も出版していて、空間演出にはそれらの作品も生かされるそうです。(情報元:WWD.com)

 

これらの情報を元に、谷口の情報分析が始まりました。

「今は出版社じゃなくても、メディアを持っている。本を出す、雑誌を出す。他の分野にはみだしていく。この“はみだす力”が必要なんだよな」

 

“はみだす力”=固定概念を打破する力。

 

たとえば「出版社だから」とか、逆に「出版社じゃないから」とか、従来の概念に縛られず、今こそはみだしていくときでしょう。