2012年12月 3日 12:18
対極同士の対立から第三極となる中間が膨張しています。膨張した中に旧概念が飲み込まれ、両者をも内包し、新しい概念として広がっていきます。そして中間だったものがメインへと躍り出ていきます。これが「中間革命」です。この関係学こそ、未来社会を展望するときに重要なポイントとなります。それには自らの構想力が問いかけられ、具体的な力が求められます。例えば、シャッター通りの商店街も顧客自身が主人公となり、直接、オーナーとして参画すれば、これまでの需給者の関係を越えた新しい商店街の関係が生まれてくることでしょう。時代は速度を上げて突き進んでいます。自己利益を中心に固定的に展開していくと、その変化を見失ってしまいます。「中間革命」、この言葉はいろんな事象に対して示唆を与えてくれます。あなたの業界も革命の時を待っているはずです。今こそ、この言葉を心に留めておきたい。