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2012年12月17日 10:14

全身の五感を駆使してあらゆる情報を受信することです。これまでの成功モデルが急速に終焉を迎えています。初期段階の情報化社会では、まるで広告の延長線上のように提供者にとって都合のいいことを発信してきました。そして、発信を磨き上げた人物をクリエイターと評していました。しかし、情報化社会が成熟期を迎え、情報空間の中を自由に行き来でき、誰もが発信する術を獲得した今、重要な能力は、「受信」です。そして、感受性の高い人同士のネットワークから湧き出してきた言葉こそ、「発信」となるのです。提供者論理だった発信から、本当の発信を追求していきましょう。お客様から言葉を全身全霊で受信しているのか、ちゃんと聞いているのか。現場にいて何を思ったのか。大事なお客様はどう思っているのか。受信しないと我々は変化の力を手にすることはできません。この課題をしっかりと認識しておきたい。