2013年1月28日 10:34
武士道の精神が宿る合気道の世界。相手の動きを見切って投げ飛ばす。これと現代社会との間に「相手の力」という共通項が浮かび上がってきました。力をしっかりと受け止め、受け流す。新たなビジネスの着想としては、その中心で回転軸となり、すでにある力を駆使し、具体化していきます。事業計画という名の綿密な構想力こそが鍵となります。例えば、クリエイター集団に手作り市の場所を提供し、関心の高い顧客を集めて、クリエイターを養成していきます。この世界を見渡しても活力がある場所には、「相手の力」を活かした取り組みがあります。逆に排斥し、敵対すると力をそぎ落としてしまい、潰し合ってしまいます。相手の力を借りて一緒になって取り組みましょう。当事者意識の芽生えている生活者は参加性に惹かれます。情報のクラウド化も他者の力を借りる合気道だと見切っておきましょう。このように舞台を提供する認識論を大事にしていきたい。