2013年4月15日 09:58
人は、知識を周辺へ蓄積させていきました。そして、頭脳の一部が感性へと置き換えられていきました。情報が外部でストックされ、整理されていくことで人の記憶力の低下を嘆く声がある一方で、実は頭脳はより洗練された状態になっていることに気づかなければなりません。これまでの歴史を振り返っても、知識を文字の記録をすることで文化が発展していきました。人は今、コンピューターという外部記憶装置を手にしました。センス、第六感がフルに活かされ、クリエイティブな感覚が著しく高まっています。そうやって構築された価値の中軸が心の豊かさを表す、スピリチュアル・バリューとなって、新たに芽生えていきます。生活者自身の磨かれた精神を、未来に組み込みましょう。これからの企業における事業活動は、生活者自身の生涯活動に対する未来ビジョンのコンセプトに応えられること、これが問われていることをここで確認したい。