2013年5月17日 17:33
こんにちは。イマジナス編集部のRです。
本日は“家族”と“体験型”の旅行が増えているという記事を2つ、取り上げたいと思います。
まずは『週刊トラベルジャーナル』4/29号から、「夏商戦、3世代の取り込み顕著に」というタイトルの記事をご紹介します。
◎旅行各社の今年の夏商戦は、主軸のファミリーの中でも3世代旅行を意識した取り組みが強化されている。
近畿日本ツーリスト個人旅行は、今夏初めて「3世代」と題したパンフレットを投入。
HISでも、同社が「HISの認知がまだ低い」というシニアに対して働きかけ、3世代利用やブランド力向上を進めている。
各社とも、消費者マインドとして「旅行先での消費を抑える傾向がある一方で、体験にある程度の投資は惜しまない層もある」との声が聞かれた。
2つめは、『女性自身』5/21号からです。
◎今、「ままも族」と呼ばれる母と娘のお出かけが急増している。
美容院やネイルサロンなどの“近場”から、温泉旅行や留学までさまざまな母娘プランが登場。娘とバリ島にあるアロマテラピーのスクールに短期留学してきた主婦は、「娘と同じ時間を過ごすこと自体が楽しくて!」と話す。
――これらの報告を受け、谷口正和は以下のように述べました。
「子どもの側には費用を出してもらえるという利点があり、親側にも子どもや孫と過ごせるというメリットがある。お互いの願いが合致したんだな。体験型消費は当然の流れだろう」
誰かと一緒に消費するなら“モノ”ではなく“体験”を。百貨店や、街そのものも体験型であることが求められることを表しています。