―――東京メトロはトイレ美化の一環として駅トイレのリニューアルを実施中。働く女性にとってトイレは身だしなみを整えるための重要な準備室となる。

この日経ウーマンからの事例報告を受け、

「いわゆる公衆トイレみたいなものに対する意識が全て変わって全部ホテルみたいなトイレにすれば面白いのに。コンビニもトイレを開放している事だし」

と谷口はコメント。手元の紙に「都市の準備室」と書き込んだ。

確かにトイレは女性にとっては用を足す以外にメイクや身だしなみをきちんと整える意味も大きい場所だが、やはりそれはその空間が清潔であるという前提があっての事。

しかし一般的に公衆トイレは不潔で薄暗いというイメージがあり、実際にはショッピングセンターやホテルぐらいしか安定して清潔感のあるトイレは少ない。

東京メトロ、JRは駅のリニューアル計画を進めているが、「都市の準備室」という観点をもってトイレを見ればそこに大きなマーケットが見えてこないだろうか。新たな観点からの駅の活性化のきっかけ作りが期待される。

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