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2013年6月20日 17:44

「沖縄などのリゾート地で挙式するリゾート・ウェディングが12年度は過去最多の9118組に上った」

 

これは週間トラベルジャーナルからの事例である。

国内からの挙式組数は25組増え、前年比0.2%増で8641組。

海外からの挙式数が221組増え、前年比の86%増で477組となったそうだ。

 

谷口は以下のようにコメント。

「結婚という社会的な行為が、寧ろ自分たちが楽しむための自由表現になったんだな」

 

結婚を自己表現の場として捉えるのは面白い。

これまでも結婚といえば華やかな舞台ではあったが、それ以上に家同士の結びつきを確認する儀式の場という厳格な性格を持っていた。

その厳格性が縮小し、結婚にも自己表現のエッセンスが色濃く見受けられ始めたというのが今回の谷口の着眼である。

 

これを更に過激にしたのNews Weekからの以下の事例である。

 

「中国では2人の愛の記念にヨーロッパの宮廷、冬の庭園、南の島等を再現した写真スタジオでメイクアップアーティストやプロカメラマンを雇い記念撮影をするカップルが増加中」

 

この事例を受けて谷口が紙に書き込んだのは「演劇婚」という言葉である。

結婚を演劇、エンターテインメントやアートとして捉えると様々な可能性があるように思う。何しろそれは、他のアート作品とは違い、人生で(大抵の人ならば)一度しか表現する機会の無いアートなのだから。

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