2013年6月24日 13:13
子供の頃の体験が経済を稼動させているという言葉です。子供のときの体験で感性が育まれ、それが人格となります。情報化社会の今、実態を知らないにもかかわらず、バーチャル体験があるデジタルネイティブ世代といえます。彼らは、映像、アニメなどあらゆるメディアから感性情報が発信されてきて、それを受信しています。頭では分かっているけれども、体験したことがないという環境下にあります。日本は戦後、テレビドラマ、映画からアメリカのライフスタイルが次々と入ってきて疑似体験し、物質的な豊かさを手にしました。当時よりも疑似体験の機会が身近になった今、高い創造力をもった世代が誕生していくことといえるでしょう。そこに映し出される素敵な未来像は、理想へと近づくための原動力となります。空想の中で未来を素敵な理想として描くことを習慣化している今の世代には無限の可能性があるといえるでしょう。