2013年7月16日 10:19
知らぬが仏、知らないことによる豊かさを表した言葉です。情報社会は、知り過ぎてしまう社会です。あらゆる情報に触れることで分かったつもりになり、これがストレス・アレルギーを誘発する要因となっています。分かったつもりでは、素直な感受性は生まれません。むしろ、知らないほうが新鮮な発想が生まれてくるはずです。知識をひけらかすことが重要ではなく、何を実践するかが重要で、行動に移すための情報を精査する力が求められています。そのため、情報の選択眼と選別能力を磨き、興味軸に沿ったフォーカスをあてた受信能力を高めていきましょう。成熟した社会では非常に必要な着眼です。政府による情報統制ではなく、個人による情報統制能力を持つ必要があるのです。洗練された情報リテラシーこそ、次なる市場を作り出す大きな原動力となります。生活者の興味軸に寄り添った情報こそ見て行きましょう。