2013年10月23日 19:20
「アベノミクスや五輪効果で高騰している不動産市場。しかし供給過剰によって早くも市場関係者には不動産バブル崩壊の予兆を感じているものも……」
本日のIMAGINAS分析会議では以上の事例が発表された。出典は東洋経済。
「バブル崩壊前夜。という訳だな。当然だ。上がり続ける株も無いし、かと言って下がり続ける株も無い」
谷口はよく「上がったり下がったりを繰り返しながら物事は進んでいく」というような趣旨の言葉を述べるが、実際上がり続ける市場も、下がり続ける市場も無い。5月23日の日経平均の大暴落は
「こんなに株価が上がり続けるはずが無い、もうそろそろ下がるだろう」
という市場関係者の不安が一気に爆発した結果引き起こされたといっていいだろう。(もちろんそれだけで説明するのは乱暴だが)
しかし、不動産バブルは崩壊前夜の予兆を見せているとしてもそれが明日なのか、来週なのか、来月なのかは誰にも予測ができない。だが「いつ」不動産関係の金融商品を「売れ」ばいいのか、市場では投資家や投機家たちがギラついていることだろう。
予測に失敗したものは大損をしてしまう。それは未来を予測するという神のような行為を人間がしたことへの罰なのかもしれない。
バブルとバベルは少し似ている。