2014年2月28日 19:02
今週のIMAGINAS分析会議では以下の事例が2月24日の日経新聞から報告された。
「世界最大の携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレスMWC2014」が24日からスペイン・バルセロナで開幕。目玉の一つとされるグーグルとアップルの米2強に続く携帯向け「第三の基本ソフト(OS)」ではマイクロソフトのウィンドウズやファイヤーフォックスが新興国での巻き返しを狙う」
「第三勢力争いだな。今はアップルとグーグルの寡占状態になっているが、この両社だって変化の波を見誤ればたちまち失速する」
と谷口はコメント。
ウィンドウズOSによってIT企業のトップに長らく君臨していたマイクロソフト。パソコンOSの世界シェアとしては9割というダントツの強さを誇っているものの、スマートフォン市場への対応が遅れた所為でスマートフォンOS市場の支配権をアップルとグーグルの2社にほぼ制圧されてしまう結果になった。
また、次世代のウェアラブル端末でもアップルのiWatch、グーグルのGoogle Glassなどが話題を呼んでいるが、マイクロソフトの製品に関しては目立った話題は聞こえてこない。
しかし谷口が言うように、変化の波を見誤って新興企業に水をあけられる可能性はアップルやグーグルの2社も抱えている。動向が注目される。