2014年3月 6日 10:56
今週のIMAGINAS編集会議ではHanako4月号から以下の事例が報告された。
「大人の音楽教室を銘打って運営するEYS-STYLEが新サービスを開始。期間中に入会すると、半年のレッスンを経てライブに参加できる。そのライブではプロによるヘアメイク、ドレスアップ、カメラ撮影がセットになっている」
「スキル体験思い出ワンストップソリューションだな。楽器というものの周辺にある全てのコトを一箇所に集中させたプログラム。一夜だけスターになれるという夢さえも付属させているのは新しいね」
と谷口はコメント。
かつてはロックスターやアイドルなどが市場を作っていた。
AKB48はスターになる途中の物語を総選挙というシステムを持って、ファンに彼女たちを目に見える数字として応援できるようにし、それが市場を作った。
事例では「スターになる」という夢そのものが売れる時代に入ったことを示している。
例えば声優養成所の年間の学費は50万円から高いところでは100万円を超える。
ただし声優としての仕事が得られる可能性、またそれで生活が維持できる可能性を考えると投資としては効率が非常に悪い。
本物のスターになれるかもしれないという夢のために法外な金額を払うことに比べれば、事例のようなビジネスモデルが出てきたことは生活者にとっては非常に喜ばしいことなのかもしれない。