2014年4月21日 08:52
反転軸のプログラムを搭載することを説いた言葉です。勝者がいれば、必ず敗者がいます。敗者が繰り出すカウンターは新たなる世界観を生み出すパラダイムシフトです。その起因は情報社会の今の時代、膨大な情報の中から客観的な判断を下す「中間の知恵」を誰もが身につけていることにあります。その知恵が、より俯瞰的なアッパーソリューションとなれば、必ず逆転が起こります。例えば、限定的な業態が人気を呼び、新たな潮流となって世界中に展開するようになったところで、限定性が希薄になり、次なる業態が求められるようになります。そして新興勢力からのカウンターパンチがパラダイムシフトを起こすことでしょう。順調に進んでいるビジネスのはずが、いつの間にか反転軸の中に身を置いているのかもしれません。その対策は、勝者が作り出された常識に対して常に疑ってかかることです。ノックアウトされる前に次なるプログラムを用意しておきましょう。