2014年5月 7日 14:06
中長期的な視野を持って取り組む戦略構想を説いた言葉です。当然ながら、経営課題を解決するために戦略は必要です。しかし、その解決策が目の前の利益ばかりを追い求めているものであれば戦略とはいえません。むしろ、利益を度外視した投資が必要に迫られることもあります。例えば、日本はすでに少子高齢社会に突入し、人口減少は免れません。そこで成長市場である東アジア全体を市場と捉え、インバウンドマーケティングという戦略を構築する中で、時間を考慮した戦略が不可欠です。それは10 年、20 年単位で成長するマーケットと重なり合うような戦略でなければ功を奏さないでしょう。すなわち、生活者の成長スピードに併走することが重要です。世界観光時代へ突入していく潮流について情報と変化への感度を高め、変化を戦略化していく心構えで生き方そのものを事業化していくことが求められます。変化を恐れず、顧客を信じてまい進していきましょう。