2014年5月 9日 17:23
今週のIMAGINAS分析会議では以下の事例が宣伝会議6月号から報告された。
「味の素ゼネラルフーヅが発表したウェアラブルデバイス、“トリプレッソ ヒゲラブルデバイス”は、カイゼル髭の形をしており、口元に装着する。カフェタイムを3倍楽しむというコンセプトのもと製作され、カフェラテの香りを口に近づけるためのファン、Bluetoothでスマートフォンと連携し、通話もできるマイクなどが内臓されている」
谷口は以下のようにコメント。
「飲み方の市場化だな。今後ウェアラブルデバイスは人間の持つ感覚や日々の楽しみをさりげない形で増幅させていくような役割を果たしていくだろう。小型化は日本のお家芸、こういうアイデア商品がどんどん形になってくるかもしれない」
身体機能を拡張するような機械という構想はドラえもんのタケコプターに代表されるように、古くからの人々の憧れだった。
鉄腕アトムや機動戦士ガンダムにあこがれた技術者のおかげで、日本がロボット先進国になり得たように、多くのアニメやSFにあこがれた技術者がその中に出てくる未来の道具を実現させても不思議はない。
谷口の言うように小型化は日本のお家芸。ウェアラブルな飛行機によって、空を自由に飛べる時代は本当に来るかもしれない。