2014年5月12日 14:38
市場が、より本質を求めるようになったことを表した言葉です。高度情報社会は、情報に対するバリアを一斉に取り払い、社会をフラット化させました。その結果、ブランディングともてはやされてきた、これまでの虚構に彩られた安全神話など誰もが信じなくなり、生活者は絶対的な安心・安全を探求するようになりました。そして、生活者自らが市民ジャーナリストとなって、直接、現場に足を向け事実を調査します。それは中間を消滅させたことを意味します。ブランディングによるマーケティング手法は、より本質へと向かっていかなければならなくなったのです。これまで利権によって保護されてきた一企業の傘下にいた下請け、孫請けの企業も、元請の責任を免れるために、いつ白日の下に晒されるかわかりません。いつまでも隠れていても先は見えています。まずは公開することで専門会社として独り立ちし、対等な関係を作り上げる第一歩を踏み出していきましょう。