素敵な話こそが市場を創造していきます。SNS の広がりから個人が本音を発信できる時代になりました。その主観による話題が価値を生み出し市場化していきます。この現象を逆手にとったステマというアドバタイジングが出現するほど、この稼働力は特筆に値します。それは「素敵」と思える魅力に勝るものは存在していないからです。どんな小さな店や企業であっても、素敵だと思わせる仕掛けが重要です。その美意識が市場を構築し、経済を稼働させていくのです。素敵という感性を追求すれば文化へと行き着きます。まさしく、文化経済の時代が到来しているのです。物が売れた時代は、物が不足していたためであり、今、文化で売れるということは、心が不足しているという証拠です。心が満たされる発表の場や評価の場を構築し、個人財の解放を呼びかけましょう。つまり、今後、求められる経営者像とは、「いいね！」が生み出せる資質にあることを認識しておきたい。