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2014年6月 5日 17:26

IMAGINAS分析会議では以下の事例が日経トレンディから発表された。

 

「子どもたちがより楽しく効果的に「文章題を読み解く力を養うこと」「図形問題を把握する力を育成すること」を目的とした教材「玉井式国語的算数教室」が人気。国内で270を超える学習塾が導入。韓国や香港、インドなどアジアにも広がっている。

同教材は物語を楽しく読み進めながら算数の文章題を解くことで、情景・状況をしっかりとイメージして問題を解く習慣が身につく。イメージング力も養われる」

 

谷口は以下のようにコメント

 

「物語計算力。様々なところでボーダーが取り払われているが、理系と文系の垣根もこれからの世代は薄くなっていくのかもしれない」

 

文系・理系というわけ方は谷口の言う様にそろそろ止めたほうがよい。

そもそも数式を文章で表せば論理式になるし、それが法学や哲学などに発展していく。

逆に文章も数式で表すことが可能なので、両者は本来は同じ一つの真理を目指している。

 

「文系は論理的思考ができない」「理系は融通が利かない」

などという揶揄がよく両者になされるが、哲学や法学ほど論理的な学問は無いし、逆に数学ほど応用と融通を求められる学問も無い。(そもそも上記のような批判をする人は文系も理系も勉強をしたことが無い人)

 

本来は無いのに、あると思われていた文系と理系の間のボーダー。事例の教材はそれを除くのに役立つのだろうが、アジア諸国、特にインドで人気というのは末恐ろしい。

ITに特化していたインドの人材が、法学や政治学などの分野でもこれからは台頭してくるのだろうか。