2014年6月23日 10:36
アートベンチャーを喚起する言葉です。工業社会は商品の画一化を促しました。さらに情報社会は情報そのものも、個性の画一化を助長していきます。そして類似した物同士が市場に溢れかえる社会を構築し同質類似の中で、隆盛が繰り返されてきました。そこから進化した社会が今です。高いパーソナリティを育む方法は違いの創造にこそ成立します。しかしながら、新たなイノベーションを欲する時は、リードクリエイターが小さな単位で先行することが不可欠です。それを後押しするベンチャースピリットの芽を育て上げていくことが求められているのです。社員の一人ひとりを一度、ゼロベースシンキングでフラットに見直し、それぞれがアーティストであるものだと理解し、個性的で独創的な発想を持てるような環境を作り上げていきましょう。これを事業戦略上の「投資」と位置づければ、将来、必ずや事業を底上げする人材獲得という対価を手にすることでしょう。