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2014年8月18日 12:15

新しい市場創造として、逆転という着想を心得ておきましょう。成熟社会となった今、いたるところで市場も飽和状態となっています。そこに風穴を空ける一手として、対抗概念へ向けたアプローチがあります。生活者はいつの時代も価値の選別を繰り返してきました。その選択には、自らの暮らしを安定させたいという気持ちが根底にあります。情報社会の今、「所有」で安定が得られないことを認識した生活者は、「使用」で安定を得ようとしています。その現象としてライフスタイルが夜型から朝型へとシフトしたことからも見て取れます。これまで以上に生活者の価値観は目まぐるしく変化し続けています。この感受性豊かで流動性の高い市場は、あらゆる変化を飲み込んでいきます。固定概念から脱却し、無謀とも思えるマーケットに向けて一石を投じてみましょう。逆転の発想によって生み出された変化は、必ず新たな価値観となって生活者を引き寄せる力となることでしょう。