2014年8月25日 10:05
好きなことを続けていく喜びを表した言葉です。長寿社会とは、まさに互いに認め合い好きなことを継続していける社会です。高い競争性から脱却し、仲間同士でクリエイティブをかなえていく。仕事や学び、遊びなどすべて絶対時間の中の総和となります。そこで高い専門性は特長個性となり、文化レベルが引き上げられていきます。これは、人類が原始的な感覚として兼ね備えた感覚ともいえます。もはや社会との恋愛のようにも見えます。年齢を不問とした、独自性の高い美意識の輪が広がり続けています。そこにある継続性は、社会貢献という着想から生まれ出た柔軟な発想によって維持しています。「好きだからこそ楽しむ」、それが最も大切にしないといけないことです。成熟した社会の今、生活者がライフアーティストとして追求していく幸福について、文化幸福論という軸足をしっかりと鮮明になってきた時代であることを認識していきたい。