今週のIMAGINAS分析会議では以下の事例が週刊東洋経済から報告された。
「中国最大の電子商取引ECを手がけるアリババ集団が米ニューヨーク証券取引所に上場を果たした。同社はライバルの米アマゾンを上回る約23兆円と言うとほうもない時価総額をつけた。過去にない勢いで成長するIT産業は、大きな富をもたらし今や中国の花形産業になりつつある。
アリババのジャック・マー氏は、中国版ツイッターで約1580万人のフォロワーを抱える。7億人を突破した中国のネットユーザーに発信力を持つことは今や成功に不可欠」
谷口は以下のようにコメント。
「ブログの経営発信力。ジャック・マー氏ぐらいであればそれぐらいの影響力はあって当然だろうな」
全世界のインターネット利用者の中で中国語使用者は7億人で世界第2位。
1位の英語はそれを1億人ほど上回っている。
世界でもっともフォローされているツイッターのユーザーは米アーティストのケイティ・ペリーで約5592万人。
次いで同じくアーティストのジャスティン・ビーバー。
オバマ大統領は第3位につけている。
ジャック・マー氏のフォロワー数は約1580万人ということだが、英語話者のツイッターユーザーは英語圏のネットユーザー以外からでもフォローされるのに対し、
彼は中国語のみを用いてネットで発信をしているということで、世界的な発信力で考えれば英語圏の人間に対して不利な条件で競っていることになる。
そう考えれば約1580万人は実際の数字以上のポテンシャルを秘めている。
これからは株価対策を考え、英語圏のトレーダーに向けた説明が必要になってくる。
彼はその発信力を英語圏に対しても駆使できるのか注目したい。